光の館に泊まった日記

この数年、GWを過ぎた頃に10人前後で1泊旅行に行くのが恒例になっている。 会うたび「来年はどこに行こうかね」と話すのももはや口癖の域なのですが、今年、2018年についてはなんと昨年末から行き先が決まっていたのでした。なぜなら友人が新潟にある「光の…

5月に見た映画

昨年は見た映画のメモをとり忘れていたので、年末に1年のまとめを書く際に思い出せなくてにちょっと困りました。 なので今年はメモを取っています。個々の感想を書くこともあるけど、せっかくなので今後は月いちでまとめてみたりしよう…とかなんとか思って…

車窓の風景

中学生の頃から大人になった今に至るまで、平日はほぼ毎朝、満員電車に乗っている。 学生時代は小田急線や京王線、そして今は総武線や中央線を使っていて、どちらも通勤時間帯ともなれば、満員であることに変わりはない。 乗車中は携帯電話を見ていたりもす…

うってつけの日

小学校の、確か4年とか5年とかの頃、よく友だちと「何歳まで生きたいか」という話をしていた。学校というのは折に触れて将来について考えさせられる場所だし、そういう時「いつ頃死ぬつもりで考えればいいんだろう」と想像するのはそれなりに自然なことだと…

GWの思い出(抜粋)

1 弟の誕生日とちょっと早い母の日をかねた食事会をした。大人たちの食事中ずっと眠っていた甥っ子は、皆がデザートを食べるタイミングで起き出し、子ども用パスタ一皿とバイキングのケーキを4つ平らげた。ミニサイズとはいえパスタ一皿とケーキ4つだ。まさ…

君の名前で僕を呼んで

監督:ルカ・グァダニーノ80年代の北イタリアの避暑地を舞台に描かれる、17歳の主人公「エリオ」の恋の物語。 見ている間ずっと、エリオの視線が描き出す波紋が肌に伝わってくるみたいでとても気持ちが良かった。まるで一人称の小説を映像で読んでいるかのよ…

長い春

四季のある国に生まれ育ったくせに、私は長らく春と秋を同じジャンルに入れ続けていた。両者の違いは、これから暑くなるか寒くなるか程度であると、そう思い込むことで秋物のコートを「春コート」として着用し続けていたのだ。 けれど実際のところ、色も素材…

ちはやふる 結び

一昨年公開された「上の句」「下の句」がとてもよかったので完結作であるところの「結び」も楽しみにしていました。なかなかタイミングが合わずに見にいくのが随分遅くなってしまったけれど、本当に見に行けてよかったし、改めて映画「ちはやふる」は、原作…

日記

火曜日の朝、陸上自衛隊のイラク日報が話題になっていた。朝から通勤電車で、twitterで流れてきた日誌を読みふける。誰かがピックアップしたものばかり読んだせいというのもあるが、戦地における「日常」が極めて個人的な視線を通して綴られているというギャ…

捨てるの苦手人間がメルカリを使ってみた日記

なんとなく周囲の人は皆使っているような気がするメルカリ、自分はといえば、数年前に探し物があって登録をしたものの、目当てのものは他で見つけることができたので使ったことがないまま放置、という状態でした。時折届く「保存した検索条件にマッチする新…

3月の記憶

毎年思うことではあるけれど1月は長いのに、2月というのは一瞬だ。単純に日数が少ないということだけではなくて、きっと正月気分が抜けきった頃にやってくる現実が2月ということなのかもしれない。そこから年度末の3月、町中に新しい人があふれる4月を経て…

「髑髏城の七人 Season月 下弦の月」にはまった3か月の思い出

私が下弦の月に転がり落ちたのは2017年12月2日の昼公演、初めての「髑髏城の七人」どころか、初めての劇団☆新感線舞台でした。 ジューダスプリースト「Heavy Duty/Defenders of the Faith」が発車ベルのような音で途切れ、座席がまわりはじめて体にgがかかっ…

スリー・ビルボード

「スリービルボード」を見たのは夜行バスに乗る直前だった。 仕事を終えた金曜日の夜、20時頃から映画を見て、23時のバスに乗る。そんな日に見るのにうってつけの映画だったような気がする。 物語は、ミズーリ州のある田舎町を舞台に描かれる。娘を殺された…

「髑髏城の七人 Season月 上弦の月」感想まとめ

ついに2月がきてしまいました。 2月は初志貫徹で下弦に捧げると決めたため(&有休が足りなくなりそうなため…)、多分上弦にはもう行くことができません…。なので下弦の自分内最終回を見る前に、私が見た限りの上弦の感想をまとめておきたいと思います。(っ…

「勝手にふるえてろ」/アンモナイトを抱えて沈む

監督:大九明子 《内容に触れています》なんとなく、好きな映画だろうなと思って見に行って、やっぱり好きだったわって笑いながら見てて、でもちょっと背中がざわざわして、 主人公、ヨシカが「あぁぁぁ」ってなる場面でびゃって涙が出て以降、しゃくりあげ…

「髑髏城の七人 Season月 下弦の月」12月頭と後半&年始の比較と感想

髑髏城です。まだ書くのかという感じですが、私のTwitter TLにはこれから初見の方もいるので、ネタバレっぽくなりそうなことはこっちに書こうと思いました。あってよかったはてなブログ。というわけで、2018年も3日昼の下弦&7日昼の上弦を経て、ますます沼…

2017年に見た映画ベスト10!

今年映画館で見た映画は多分43本。絶対に好きだろうなと思いつつタイミングが合わずに見逃してしまった映画もたくさんあったにもかかわらず、この43本の中に今年ベストにあげたい作品もたくさんあって、本当に豊作の年だったと思います。 それから個人的には…

髑髏城の七人「上弦の月」と「下弦の月」は両方見るとさらに楽しい

下弦の月にはまってしまった、という話を先日書いたのですが、その勢いでTwiitterで感想を探して読んでいると、どうやら上弦の月と下弦の月とでは、同じ脚本なのに見え方が全然違うらしい、ということが伝わってきて気になってしまい、ついに見に行ってきま…

『髑髏城の七人 Season月 下弦の月』にはまった話

現在上演中の舞台『髑髏城の七人 Season月 下弦の月』を見に行きました。 好きな俳優さんが何人も出るのでとても楽しみにしていて、チケットも複数枚とっていました。 とはいえ、私はこれまで劇団☆新感線の舞台はこれまで見たことがなく、映画館に行くとよく…

ベイビー・ドライバー

監督:エドガー・ライト イヤホンをして音楽をかける。それが主人公の天才的ドライブテクニックを起動するスイッチになる――という設定のクライムアクション映画。とっても面白かったです…! 映画をみてまず思い出したのは10代の頃のこと。1枚のアルバムを繰…

アイドルに浪費した日々

私が宮澤佐江ちゃんを応援しているという話はこの日記にも幾度か書いてきましたが、佐江ちゃんのアイドル卒業から1年以上が経ったことと、私の浪費対象がちょっと変化したこと、そして最近出た「浪費図鑑」という本が面白かったのもあり(同人誌版も面白かっ…

「ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣」

2009年に至上最年少の19歳で英国ロイヤルバレエ団のプリンシパルとなり、2012年に電撃退団をした、ウクライナ出身のバレエダンサー、セルゲイ・ポルーニンのドキュメンタリーを見ました。恥ずかしながら、私はセルゲイ・ポルーニンのことをほとんど知りませ…

梟書茶房に行ってきました

池袋に新しくオープンした「本と珈琲 梟書茶房」に行ってきました。 神楽坂のかもめブックスとドトールコーヒーのコラボレーションというだけで最高な組み合わせだし、個人的にも池袋に気に入りの喫茶店が欲しかったので開店のニュースを聞いてからずっと楽…

ミュージカル「ピーターパン」を見ました!

ピーターパンの舞台が定期的に行われている、というのは何となく知っていたものの、実際に見たのは今回が初めて。なんと1981年から毎年上演されているとのことで、会場には歴代ピーター役のパネルも飾られていました。最近では高畑充希さんが6年間ピーター役…

インク瓶

子どもの頃、祖父の書斎にあったインク瓶に憧れていた。 とはいえ、あれがインク瓶だった、と気付いたのはある程度大人になってからだ。 それは蓋付きのうつわと、ペンさしが1枚の板の上に貼付けられているというガラス細工で、台の裏にはえんじ色のフェルト…

夜明け告げるルーのうた

湯浅政明監督作品が2月連続公開されるなんてまさに盆と正月が一度にやってきたような2017年。 なのにタイミングがあわず見にいけてなかったのですが、アヌシー国際アニメーション映画祭でグランプリを受賞(おめでとうございます…!)した凱旋上映ということ…

光陰矢のごとし

「光陰矢の如し」という言葉を習った時の、手元の様子を今も覚えている。「少年老いやすく学なりがたし/一寸の光陰軽んずべからず」という言葉も確か一緒に習った。先生は声の高い、「が」の発音を「んが」と発音することにこだわっていますと、最初の授業…

 「メッセージ」

監督:ドゥニ・ビルヌーブテッド・チャンの短編小説『あなたの人生の物語』の映画化作品。 とても楽しみにしていて見に行ったのですが、本当に、とても好きな映画でした。原作は以前読んでいたのですけどほとんど忘れている*1状態で見に行ったのですが、これ…

夜は短し歩けよ乙女

 湯浅監督の、なんと「マインド・ゲーム」以来の劇場長編映画。しかもあの「四畳半神話大系」のスタッフ再集結と聞いてすごく楽しみにしていました。原作はかなり前に読んだけど詳細は忘れている…、という映画を見に行くのにはちょうどよい記憶具合だ…

「お嬢さん」

監督:パク・チャヌク 監督が原作「茨の城」(サラ・ウォーターズ)を映画化するにあたって、 「もちろん原作の物語も大好きだったけれど、私がいち読者として、いち視聴者として、こういう物語がみたいな、こういう結末になったらいいのに、というストーリ…