日記

タイムマシン

「匂いには記憶がひも付きやすい」と聞いたことがあるけれど、音楽もまた、そのような記憶再生機であると思う。 数年前、PCの故障でそれまでに取り込んでいた音楽データが取り出せなくなって以降、iPhoneで音楽を聞くにはもっぱらAppleMusicを使っている。使…

We Will Rock You

「長い年月のあいだ、わしはずっと部屋の窓をあけはなち、世界に求愛していたんだ」 『スローターハウス5』 日曜日、「ボヘミアン・ラプソディ」を見に行った。 Queenの事は、メンバーの名前と有名な曲と、グレイテストヒッツが英国史上最も売れたアルバム…

台風の日曜日

日曜日の朝、推し*1のファンクラブイベントがあるため台風情報を気にしつつ、まだ晴れていたので、折りたたみ傘を持って家を出る。 イベントの開始を待つ参加者の間で「えっ」と声があがり、ざわめきが広がっていく。twitterを開き、それはおそらく「JRが8時…

カラスウリの花

仕事を終えて外に出た瞬間、冬がくる匂いがした。 同時になにか思い出す光景があって、それが消えてしまわないようゆっくりと歩きながら、じっと目をこらす。あれは地元の、毎年夏祭りをやる神社の方面へいく細い道で、紫と墨色が混ざったような空の色を眺め…

「気がする」はなし

おばけとか、占いとか、それに類する話題が嫌いなわけではないけれど、自分にとって「根拠があるかどうか」というのはかなり大事な判断基準になっている。 なのに、私は「願掛け」も好きなのだ。例えば高校3年生のとき、大学合格の「願掛け」にポテトチップ…

原付免許を取った日記

きっかけはたぶん3つあって、一つはイベントごとに参加する際、「顔写真付き身分証明書」の提示を求められ、もしなければこれとあれを……という少々めんどくさいやりとりが発生する機会が多いこと。もう一つはクロスバイクを買って以降、ママチャリのときに…

7月に見た映画

もう8月も半ばということはわかっているんですけども7月に見た映画の振り返りです。★★★★ とてもよかった ★★★ 好き ★★ うんうん ★ うーん 「ブリグズビー・ベア」★★★★ とっても良かったです。 生まれてすぐに誘拐され、そのまま隔離状態で両親(誘拐犯)の作…

 クィア・アイを見た日記

以前おすすめしてもらってから気になっていた『クィア・アイ』を見始めたたところ、まんまとはまってしまい、10日くらいでシーズン1,2全部みてしまいました。めちゃくちゃ面白かった…。 『クィア・アイ』は、依頼人に推薦された「ターゲット」を変身させる、…

光の館に泊まった日記

この数年、GWを過ぎた頃に10人前後で1泊旅行に行くのが恒例になっている。 会うたび「来年はどこに行こうかね」と話すのももはや口癖の域なのですが、今年、2018年についてはなんと昨年末から行き先が決まっていたのでした。なぜなら友人が新潟にある「光の…

車窓の風景

中学生の頃から大人になった今に至るまで、平日はほぼ毎朝、満員電車に乗っている。 学生時代は小田急線や京王線、そして今は総武線や中央線を使っていて、どちらも通勤時間帯ともなれば、満員であることに変わりはない。 乗車中は携帯電話を見ていたりもす…

うってつけの日

小学校の、確か4年とか5年とかの頃、よく友だちと「何歳まで生きたいか」という話をしていた。学校というのは折に触れて将来について考えさせられる場所だし、そういう時「いつ頃死ぬつもりで考えればいいんだろう」と想像するのはそれなりに自然なことだと…

GWの思い出(抜粋)

1 弟の誕生日とちょっと早い母の日をかねた食事会をした。大人たちの食事中ずっと眠っていた甥っ子は、皆がデザートを食べるタイミングで起き出し、子ども用パスタ一皿とバイキングのケーキを4つ平らげた。ミニサイズとはいえパスタ一皿とケーキ4つだ。まさ…

長い春

四季のある国に生まれ育ったくせに、私は長らく春と秋を同じジャンルに入れ続けていた。両者の違いは、これから暑くなるか寒くなるか程度であると、そう思い込むことで秋物のコートを「春コート」として着用し続けていたのだ。 けれど実際のところ、色も素材…

日記

火曜日の朝、陸上自衛隊のイラク日報が話題になっていた。朝から通勤電車で、twitterで流れてきた日誌を読みふける。誰かがピックアップしたものばかり読んだせいというのもあるが、戦地における「日常」が極めて個人的な視線を通して綴られているというギャ…

捨てるの苦手人間がメルカリを使ってみた日記

なんとなく周囲の人は皆使っているような気がするメルカリ、自分はといえば、数年前に探し物があって登録をしたものの、目当てのものは他で見つけることができたので使ったことがないまま放置、という状態でした。時折届く「保存した検索条件にマッチする新…

梟書茶房に行ってきました

池袋に新しくオープンした「本と珈琲 梟書茶房」に行ってきました。 神楽坂のかもめブックスとドトールコーヒーのコラボレーションというだけで最高な組み合わせだし、個人的にも池袋に気に入りの喫茶店が欲しかったので開店のニュースを聞いてからずっと楽…

インク瓶

子どもの頃、祖父の書斎にあったインク瓶に憧れていた。 とはいえ、あれがインク瓶だった、と気付いたのはある程度大人になってからだ。 それは蓋付きのうつわと、ペンさしが1枚の板の上に貼付けられているというガラス細工で、台の裏にはえんじ色のフェルト…

光陰矢のごとし

「光陰矢の如し」という言葉を習った時の、手元の様子を今も覚えている。「少年老いやすく学なりがたし/一寸の光陰軽んずべからず」という言葉も確か一緒に習った。先生は声の高い、「が」の発音を「んが」と発音することにこだわっていますと、最初の授業…

脳内リンク

新しいものをみて、これはあれに似ている、なんて思うことは見聞きするものが増えるごと(多くの場合は年を取るごと)に増えていくものだと思う。 私がそれを書くのは、基本的には、これも好きな人はあれも好きなのではという便乗おすすめをしたい気持ちなの…

2月

2月は逃げ月といいますが、その名にふさわしい、あっという間の2月だった。 バレンタインの催事に行ったのだって1月だし、それを食べ終えたの一昨日くらいだし、狐につままれたような気持ちで3月に切り替わったカレンダーを見る。 2月。 今年こそは手帳日記…

天気の話題

今年の1月の東京は比較的暖かかったので、自宅でエアコンを使うこともほとんどなく、机に向かっているときだけ電気ストーブをつけたるくらいでじゅうぶん足りていた。 寒いのが苦手な自分は外出時のウルトラライトダウン(ユニクロ)が命綱なのだけど、今年…

あみちゃん

私にはあみちゃん(仮)という同じ年の幼馴染がいる。 家は隣で、幼稚園は違ったけれど小学校は一緒だったから、毎朝あみちゃん家の黒い門をくぐり、「あーみーちゃん、がっこいこ」とあの定番の節で呼びに行くのがお決まりだった。 けれど小学3年生でクラス…

成人の日

1月9日は、近所の友人たちと毎年恒例になっている初詣に行った。目当ての寺に向かう道中、あちこちで成人式帰りと思われる晴れ着の若者をみかけ、自然と会話が成人式のことに及んだ。私は成人式には行かなかった。中学から私立に進学したため、地元の同級生…

年末年始日記

毎年終業日にはフロアの大掃除がある。今年は終業日までもつれ込んだ仕事のある人が少なかったせいか、大掃除にも余裕があり、個人的にも達成感のある仕事納めだったのだけど、気づくと親指の爪に亀裂が入っており、最終的にはそれを気にかけながら帰宅する…

 面倒日記

思えば引越しをするときも、ちょっといい(私にしては)自転車を買うときも、私は周囲の友だちにしつこいくらい「引越しがしたい」「自転車が欲しい」といい続けていた。 何か慣れないことをしようとするときは、そんな風に「宣言」して引っ込む場所をなくし…

生活

自分は自分の人生のある側面について鈍感なのかもしれないと思うことがある。 働いて、食べて、眠る。それ以外はほとんど楽しいと好きを優先して動いていて、毎日まあまあ、幸せだと思う。もうちょっとこうなったらいいな、こうできるようにしたいなと思うこ…

 概念と物理のバッティングセンター

もう何年も前から「バッティングセンター」に憧れていた。 野球漫画でよく見る、バットがボールの芯を捉える瞬間。ボールがぐにゃりと曲がり、時には回転をしながらバットに弾き返されホームランとなって場外へ消えていく。 時折その瞬間を思い描いては、も…

推しの卒業とミュージカル「王家の紋章」

私の推しメンである宮澤佐江ちゃんが舞台「王家の紋章」に出演するというニュースを知ったのは2015年7月14日のことでした。 今や48グループの恒例行事となった第7回選抜総選挙が行われた約ひと月後のことです。 第7回の総選挙前に、佐江ちゃんは自身のTwitte…

13年ぶりのRADIOHEAD

RADIOHEADが13年ぶりにSUMMER SONICに来る、という話を聞いて、行こうと思ったものの、ぐずぐずとチケットをとらないでいた。 13年前にサマソニで見て以降も、たぶんフジロック以外の来日には1公演ずつではあるけど行っていて、でもだんだんと、自分とRADIOH…

夢中になると頭の中がそれ一色、になりやすいのは子どもの頃からの癖のようなもので、日記をはじめとした文章を書くのが好きなのも、そのガス抜きのような意味合いが強い。なので仕事以外で書くものについては自分にしかわからなような書き方をしがちなこと…