日記

 相変わらずの人

先日、すごく久しぶりに人に会う、という友だちとご飯を食べた。想像していたよりは元気そうで、少しほっとしつつ、でも会っていなかった数ヶ月の間に起きた出来事を聞きながら、もっとはやく連絡していれば、力になれていたことがあっただろうか、と後悔も…

 梅雨

オセロみたいに、1手でいろんなことが裏返ってしまうような出来事があるとしたら、とかいうことは考えちゃいけないような気がしてたけど、想像もできないようでは効果的な一手を思いつく訳もなく、そもそも裏返って欲しいのかどうか、なんだか自分の中が遠…

 向こう側はちゃんとある

この日記を書き始めて、いつの間にか9年と半年近くが経っていました。一つひとつの文章を書いているときはほとんど意識していなかったけれど、改めて振り返ると9年と半年って、ものすごく長い年月だなと思う。 日記を始めた頃は、自分の日記を読んだことのあ…

 クラリッサ

1、2月の締切やら楽しみにしていた予定やらがあらかた終わってしまい、気が緩んだのかそれとも花粉のせいか、今週はやたらとだるい月はじめだった。年明けから読みはじめた文庫本もまだ読み終わらない。かといって面白くないわけではなく、むしろこの2か月…

 秋元才加の卒業と宮澤佐江が選んだ「曲」のこと/2013年8月@東京ドーム

大人数でステージにいたとしても、自分の目にはとびきり輝いて見えてしまうのが自分にとっての「アイドル」ということなんだと思いますが、私にとってのアイドルといえば宮澤佐江ちゃん、そして、同じくらい大好きなのが昨年AKB48を卒業した秋元才加ちゃんで…

 小石

早いもので新年があけてもうひと月もたった。このひと月は、特にこれといって何もなかったともいえるし、大事件があったともいえる。気持ちの水はけがどんどんよくなって、最近はそれがどんな形をしていたのかよくわからなくなる。できるだけ穏やかに、平ら…

 「星を賣る店 クラフト・エヴィング商會のおかしな展覧会」@世田谷文学館

平日に休みをとってみてきました。 展示されているもの一つひとつが物語に通じる小さなドアで、その先をあれもこれもと次々に覗かせてもらうような展覧会でした。とても楽しかったです。 最初の部屋は白い箱に入れられた「商品」が並ぶ展示。一つひとつに添…

 ほうれん草

子どもの頃から、雨の降りはじめってほうれん草のにおいがする、と思っていたのだけど、今日偶然雨の匂いについて書いてある文章を読んだら、そこには「雨の降る前の匂いは、植物から出た油が土に混ざり、湿度が高くなることで鉄分と反応して放つ匂いである…

 2013年

元旦は父親の誕生日でもあるので毎年ケーキを食べます。弟(釣りが趣味)が釣ってきた魚で寿司を握ってくれたりもした。 近所の友だちと行った初詣で、目がでるだるまを買って、自転車の鍵につけました。 恒例のガレットデロワの会と、大雪の日。 フレッシュ…

 夢ポテトチップスがやってきた!

地元のスーパー、あさひやで初めて出会った日から私のポテトチップスランキング不動の1位に輝き続けている私的ポテトチップス王といえばカルビーの北海道バターしょうゆ味なんですけども(id:ichinics:20051122:p1)、ついにその1位の座を譲り渡す存在が現…

 記憶の伏線回収

金曜日、見たい映画が有楽町でやっているということに気づいたとき、真っ先に思いついたのは、先日行って様々な地方のアンテナショップで買い物をしたのが楽しかった「交通会館」に寄ってから見に行こうということだったのだけど、仕事が終わってから有楽町…

 切り取り線

しなくてもいいことを、したくもないのにすることをやめれば、それは快適に過ごせてよいのだけど、気に入ったところで動かずにいると、いつの間にか身の回りに切り取り線ができて、あらためて切り取らないとうまく動けないような気持ちになる。考える前に足…

 雨と基地

雨が降るとたまに、子どもの頃につくった基地のことを思い出す。 幼稚園から小学校にかけては基地制作ブームで、その基地はたぶん2つめか3つめだったと思う。自分の家の庭にあったひとり乗りブランコが壊れて、その枠を利用して作った基地だった。 隣家との…

 AKB48@日産スタジアム/アイドル「宮澤佐江」について

6月8日に、日産スタジアムで行われたAKB48スーパーフェスティバル(ライブ&第5回選抜総選挙)へ行ってきました…! AKBの選抜総選挙についてはいろんなところでいろんな評論が書かれていると思いますが、主にセンターの話だと思うので、第10位に選ばれた(私…

 春

桜はすっかり散ってしまったのに、風が吹くとまだ少し花びらが混ざっている。 夕暮れ時の駅前は、道いっぱいに広がって歩く若い人たちがいて、立ち止まって辺りを見回す人もいれば、きびすを返し戻ってくる人もいる。その多くの足取りはまだどこに向かうか決…

 眠い

こめかみの辺りから1本の白い糸がでていてる。手で触れ、少し引いてみると、なんだか少しくすぐったいような、しびれるような感覚がある。蜘蛛の糸のように軽く、テグスのような強度がある。思い切ってどんどんたぐり寄せる。いくら引いても終わりが無いそ…

 夏への扉

春も秋も冬も、それぞれいいところはあるのだけど、天気のよい夏の日にかなうものではない。ナルニアへの扉のように、家の中のどこかに夏への扉を見つけることができたら、いつでも好きな時に、夏を訪れることができたら、どんなにか素敵だろうと思う。 今日…

 鈴の音

初詣で買った、目が飛び出るだるまのついた鈴かざりを自転車の鍵につけている。自転車の鍵に鈴をつけるのは小学生の頃以来で、自転車を走らせながら、かすかに鳴り続ける鈴の音に思い起こされることは多く、 例えば初めての自転車は裏に住むNさん家の男の子…

 2月の連休に見たもの

土曜日は妹と「ロックオペラ モーツァルト」という舞台を見に行った。モーツァルトの物語というと、子どもの頃、父親の部屋でこっそり読んでいたモーニングの「マドモアゼルモーツァルト」(福山庸治)を思い出す。あれは確かモーツァルトが女性で、サリエリ…

 記憶の1月

今年の1月は長かった。お正月もあったし、大雪もふったし、友だちの家で鍋もした。風邪をひいたり、初詣に行ったり、映画も何本か見たし、一喜一憂することもあった。やっと2月か、1月は長かったな…と考えていて、そんな風に思い出すことが多いほど時間と…

 小石

たとえば靴の中の小石のように、思い返すたびにのど元を邪魔する記憶があって、普段は避けて暮らしているのに、たまにふと甦ることがある。 取り出して白磁のすり鉢に放り入れ、ゆっくりと丁寧に、すりつぶす様子を想像する。ときおり指先でその感触が残って…

 大雪の日

友人と深川に行く約束をしていた朝、目が覚めると雨が降っていた。前日「明日は天気が悪い」と教えてもらったのである程度は心構えができていたものの、その雨をみれば今日いっぱいは止む気がなさそうなのは一目瞭然で、布団の中から「どうする?」と連絡を…

 仕事始め

年の始まりって何でもできるような気がする貴重な瞬間なのに、毎朝、まずは布団から出る決意をするところからはじめなくちゃいけないし、とはいえ春から始まる新年度は五月病に阻まれるというし、夏から始まったらバケーションだし秋は食欲だし、つまり1年…

 行く年来る年日記

12月28日 冬休み初日は大掃除。まずは台所周りから、ということでポッドキャストを聞きながらひたすら五徳を磨いたり、冷蔵庫の掃除をしたりした。 夕方になってから、空気穴の部分が壊れてしまった自転車に乗り自転車を買いに行った。古い自転車はそのまま…

 2012年

冬 年始は友だちとガレット・デ・ロワを食べてフェーブが当たったりしました。 東京初上陸のカルビー+に行ったりAKB劇場に初めて行ったり。 春 iPhone4Sに変えたばかりのときの写真。 今年もまたお花見ができる、っていうことを、しみじみとありがたく感じ…

 夢の夢のまた夢の

今朝見た夢は、知人宛の郵便物を誤って開封してしまうという夢だった。なぜその郵便物が私の家に届いていたのか、夢なので説明を求められる訳も無いのだけれど、適当な開封をしてしまったので未開封を装うこともできず、どうやって謝るか、誤って私の家に届…

 頭の中のハサミ

あんまり考えたくないことが思い浮かんだときは指でハサミを作るのが子どもの頃からの癖だ。むかし「ゆかいな床屋さん」っておもちゃがあったけど、あんな風に頭から伸びてきた考えたくないこと線をハサミで頭から切り離すようなイメージ。いつからやりはじ…

 つくしとたんぽぽ

起きたら春になっていたらいいのになと思う。 春の土のやわらかさ、日向のにおい、しっとりした花びらの重さ。幼稚園のころ、帰り新津も通る川沿いの土手にはたくさんつくしが生えていた。つくしは春の代名詞のようによくもてはやされているけれど、たくさん…

 しみわたる

のどが乾いているときに、飲み物を飲むのはすごく気持ちがいいことだと思う。熱くもなく、冷たすぎもせず、さっぱりとした味の飲みやすい飲み物であるほどよい。飲んだ帰り道、たまにすごく喉がかわいて、歩きながらカルピスウォーターなんかを一気飲みする…

 豚汁

駅前で売っている年賀はがき、山積みのみかん、年々気合いの入る駅前のイルミネーションと気の早いクリスマスソング。帰り道には空も真っ暗で、ついこの間まで夏だったはずなのに、気づいたらあたりは真冬のにおいになっていた。 大人になると感受性が鈍くな…

 3連休

金曜日は少し早い忘年会。泡、と書いてある発砲ワインを空きっ腹に飲んだらすぐ酔いがまわったようで細かいことはあまり覚えていないのだけど、緑色のしっとりしたケーキのようなオムレツが、確かにオムレツの味なのに柔らかなガトーショコラのような食感で…

 電子書籍前夜

これまで電子書籍にはあまり興味をひかれないできたのだけど、kindle日本版が発売されるというニュースを見て、あっさり欲しい!と思った1番の理由は、自分がネット経由で買いものをするのはほとんどAmazonということもあって、なんかこう、ハードルが低か…

 緩衝材

最近立て続けに学生時代の友人と会ったらFBの話題が多くて驚いた。誰かが結婚したとか離婚したとか子どもが生まれたとか有名になったとか無職らしいとか、割と深刻な話まで。顔も思い出せないくらい会ってなくても伝わってくるってすごいな、ってたぶんmixi…

 北海道旅行その4

間があいてしまいましたが最終日! まずは朝の散歩に北海道大学へ。北海道大学は祖父が卒業した大学で、学生の頃の写真(白黒)をたくさん見せてもらっていたこともあり、いつか行ってみたいと思っていたのでした。 おじいちゃんが使ってた当時の定期券。 行…

 北海道旅行その3/小樽

余市から再び小樽に戻り、まずは北海道といえば! の六花亭へ。子どもの頃、父親からおみやげで六花亭の「ふきのとう」の絵がかいてある板チョコをもらったことがあります。おいしくて父親の部屋に忍び込んで追加で1枚食べたこともあった気がします。そうい…

 北海道旅行その2/余市

北海道旅行2日めは、1日めの夜に八百屋さんで「折れちゃったから」っておまけでもらったトウモロコシで朝ごはん。生でも食べられるらしいピュアホワイトという品種で、すっきりあまくてとてもおいしかった。腹ごしらえ後、まずは余市へ。 札幌から小樽へ向か…

 北海道旅行その1/札幌

秋の連休で札幌小樽に行ってきました。 今回はきっかけがあってかなり前から行くことを決めていたものの、当初目的にしようと思っていたカルビーの工場見学は平日のみということで、今回は見送り。友だちにおすすめのお店などを聞いて主に飲み食いすることを…

 AKB48@東京ドーム/アイドルという物語

8月の25日と26日、AKB48の東京ドームライブに行ってきました。 AKB48は、オフィシャルブログのタイトルが「TOKYO DOMEまでの軌跡」であったように*1、東京ドームでのライブ(およびその翌日に“いつもどおり”AKB劇場で公演するということ)を7年間目標として…

 日記の日記

アンテナを見ていたら、また読みたいと思ってる人の日記が、再開して1日で終わっている事を知って残念に思った。その理由のひとつは、広告が出るようになっていたことのようなのだけど、それじゃあ自分は広告についてどう思うか、というと、やっぱり無い方…

 川越に行ってみた日記

大学時代、西武線に乗って通学していたので「川越」という地名はよく目にしていたのだけど、そういえば行ったことがないなーと(先日秩父へ行ったときに)思って行ってきました。 まずは西武新宿駅からレッドアロー号で本川越駅へ。 賑やかな駅前を抜けて中…

 遠くの光

久しぶりに下北沢に行った。下北沢にはなかなか開かないことで有名な踏切があって、走り去るいくつもの車窓を眺めながら、金曜日午後20時のロマンスカーがほぼ満席であること、そのほとんどがシャツ姿の男性であることから、普段は通勤手段として使われてい…

 Never Is A Promise

以前働いていたCD店に自分が働いていた頃の店長が戻っていると聞き、仕事終わりに会いに行ってみたのだけれど、あいにく今日はおやすみとのことで、でもせっかくここまで来たのだから、と近々買うつもりだったFIONA APPLEの新譜を買った。1作前はいつだっけ…

 銀のコップ

湿度が高くなってくるとよく思い出すのが、学生の頃に旅行したタイの街のことだ。 腐りかけの果物とクーラーのにおい。じりじりというよりは、見えない雲にくるまれているような暑さの中、カフェの軒先には欧米人の旅行客が日がな一日暇そうにしていて、お祭…

 2012年3月から5月

3月末から5月にかけて携帯でとってた花(と春キャベツ)の写真。だんだんと季節が移り変わっていく感じがする。あと桜が咲きかけたところで暴風雨があって、でもその後もしっかり満開になったこととか思い出したりした。

 秩父に行ってきた日記

ゴールデンウィークに、思いつきで秩父に行ってきました。天気が不安定で家を出たのが遅かったことと、特急がまさかの売り切れで西武秩父駅についたのは14時頃。遅い…! まずは芝桜の丘があるという羊山公園に向かいました。西武秩父の駅から公園までは歩い…

 おでん

Sから「メールアドレス変わりました」というメールが来て、懐かしくてすぐ返信をすると、彼はいつのまにかお坊さんになっており、しかも今は東京にいて、さらにもうすぐ婿入りで地方へ越す、という返事がきたので、当時の友人4人と、主に仏滅大安を避ける方…

 3月12日

金曜日、会社で避難訓練があって、そうか去年も3月は冬だったんだなと思った。どこをどう歩いて帰ったかというとこは今でもよく覚えているのだけど、寒かったことはすっかり忘れていた。というような話を、去年の3月11日に一緒に帰った同僚としていて、途中…

 全ての言葉はさよなら

ふと思いついてバレンタインという言葉を自分の日記で検索してみたら、すでにまったく覚えてない話もちらほらあった。たぶん、この日記を書き始めて、3年めくらいまでは自分の書いたことをほぼ全て、覚えていたような気がするし、今も3年前くらいまでなら覚…

 アンドロイドの女の子

新宿の高島屋に大阪大学の石黒浩教授のアンドロイドが展示されていると聞いて、先日見に行ってきました。 新宿高島屋(東京都新宿)で2月14日まで、人間そっくりのアンドロイドの展示「アンドロイドも恋をする?」がバレンタイン特別企画として実施される。 …

 煮込み料理を食べる夢

ビルの何階か、窓から高架を走る電車を少し見下ろせるくらいの位置にある店で、私は野菜の煮込み料理を食べていた。白っぽいテーブルに横並びに座る私たちのほぼ目線の位置にオレンジ色のあかりがあり、手を動かすたびに影がついてくる。ずっしりと重い器に…