ポツネン「○-maru-」3月16日19時@グローブ座

小林賢太郎ソロコント第二弾「○」へ行ってまいりました。
新大久保駅から10分ほど歩いたとこにあるグローブ座につくと、当日券に並ぶ長蛇の列。雨なのでたいへんだなぁと思ってみていたら、途中で販売終了していた。あー、枚数数えて並ばせてるわけじゃないのか、と思って少し驚いた。そんなものなのかな。
* * *
「○」の全体的な印象としては、ポツネンが「黒」なら○は「白」だなあというのが第一印象。ポツネンは結局三回も見にいってしまったんだけど、あの時よりは、小林さん自身の印象が柔らかくなっていた気がする。慣れ、もあるのだろうか。
内容的にはポツネンの延長線上にあるのだけど、同じカテゴリの中で、正反対のものをやろうとしたのかなというイメージでした。
確かに面白い。とても面白いし、すごいなぁと心から感嘆してしまう場面も多々あった。それでも、どことなくバランスのとれていない印象も受ける。笑いなのか、美しいものを見せたいのか、そのどちらもなのだろうけど、舞台の上に表現できたはずの何かが残っていたような気もする。
改めて、ラーメンズというコンビのバランスの良さを感じた、なんて言ってしまうのはちょっとためらわれるけど、無性に本公演が見たいと思ってしまった。

(以下簡単な覚え書き/ネタばれ注意)

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 小林賢太郎SOLO CONTE LIVE「ポツネン」@東京芸術劇場12月31日

2005年の最終日に三度目の「ポツネン」 を見てきました。
確か最初に見たのは東京の二日目だったと思うのですが、やはり細かい修正がほぼ全編に施されていて、さすがだなぁと痛感しました。
ただ、自分を含めたぶんもう何回もポツネンを見ているんだろうなというお客さんが多いようで、笑いがおこるべきところであまりおこらない感じがあって、終演後に初めて来たっぽい人がそのことについて違和感を述べていて、うーん、と思ってしまった。たぶん小林さん自身もそれは感じてるんだろうなぁ。
今回は終演後にまたアナグラムのセットが出てきて、フリップで年の瀬の挨拶とともに、ラーメンズオフィシャルサイトオープンのお知らせがありました。(コチラ → http://www.rahmens.net/)そしてその後に「ありがとうございました!」の一言を残して退場。
ひたすらクールだなぁと思ったけど、昨日(12/30)の公演を見た妹の話だと、30日の終演後にはその場でアナグラムがあったそうです。
ともかく「ポツネン」もこれで終了。ほんと面白かったし「○maru」もめちゃめちゃ楽しみなんですが、なんだか無性に2人そろったラーメンズが見たいです。

【以下ネタバレ覚え書き】

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 ポツネン 12月4日@本多劇場

2度目の小林賢太郎SOLO CONTE LIVEへ行ってきました。
10日ぶりなので、結構変わってるかなと思ったけど、意外に大幅な変化はなくて、より分かりやすくする為の細かい修正があるなというくらいに感じました。
2回見て思ったのは、やっぱりすごくよく出来ている舞台なのだけど、1人だからこそ、不確定要素のような遊びはなくなっていくのかなと思った。
11/24日公演の感想→ id:ichinics:20051125:p1

【以下ネタバレになるので畳みます。】

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 小林賢太郎SOLO CONTE LIVE「ポツネン」@11月24日19:00

ichinics2005-11-25

KENTARO KOBAYASHI SOLO CONTE LIVE 「ポツネン」
脚本/演出/美術/出演:小林賢太郎
@下北沢本多劇場

昨日初日を迎えたばかりの「ポツネン」を見て来ました。仕事終えて、大急ぎで下北沢へ。いったいどんなものを見せてもらえるのか、いろいろ想像してしまったりもしていたんだけど、良い意味で、やはり小林さんは小林さんなんだなと思ったりしました。正攻法で、真正面から、ラーメンズならラーメンズで出来る最大限をやる小林さんだからこその、ソロでやるべきことの最大限、精一杯という感じが伝わってきた。ゴールデンボールズでもラーメンズ公演でも、どこか他の人よりは「余裕」を感じさせる存在である小林さんの精一杯な感じを、少し新鮮に感じたりしつつ、とにかく「面白かった」と声を大にして言いたいライブだった。
「今、ここ」がある不思議、「言葉」の不思議、笑いと感動が共存する嬉しさ、それからライブならではの驚きに満ちた舞台だったと思います。
そしてこの舞台が回数を重ねてどう変化していくのか、すごく楽しみ。

【以下ネタバレ含みます】

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