「epoch TV square」と「二人息子」

ツタヤで中古ビデオ放出やっていて、全部300円という格安価格だったので買ってしまった。リンクはDVDですが見たのはビデオ。

バナナマン&おぎやはぎ epoch TV square Vol.1 [DVD]

バナナマン&おぎやはぎ epoch TV square Vol.1 [DVD]

「epoch TV」の方は、バナナマンおぎやはぎによる物語仕立てのコント番組。全11話全てが同じマンションの一室を舞台にしていて、設定も同じ。なんというか、スピリッツでやってる「the3名様」みたいな雰囲気だ。ドラマとしてもコントとしても面白い。皆演技うまいなぁと思う。守銭奴な矢作さんのキャラクターが好きです。
中川家 / 二人息子 [DVD]

中川家 / 二人息子 [DVD]

「二人息子」も、上のと一緒に買ったんだけど、面白かった。中川家についてはあまりよく知りません。テレビもあんまり見ないし。でも前に何かで漫才見て大笑いしたのが印象に残ってて、このビデオもそのときの雰囲気に近かった。基本的には、兄弟である二人の思い出話みたいなものが多くて、父母の物まねとか、もともとを知らないでわかるのかって思うけど、これがまた丁度良く「わかる」感じで笑える。特に兄さんのオチのないとこを突っ込む弟が面白い。あとどんどん脱線していく展開。

 コーラス/3月号

ハチミツとクローバー
野宮さんいいこと言う。
みずいらず
渡辺ペコさん新連載。まだ導入部でこれからどうなるのか全然わからないけど期待。「東京膜」のコミックスも買わなきゃな。
悪いのは誰
ちょっと怖いけど面白いかも。「良い子」とその子を陥れようとする「完璧に見える女」とその女に利用される良い子の彼で「母親に縛り付けられていると感じている男」のお話。こわー。
積極
谷川史子さんの読み切り。私は中学生くらいのころ、谷川さんの漫画がもう、好きで好きで仕方なかったんですが、雰囲気がちっともかわってなくて、やっぱり好きだなと思った。泣いた(涙もろい)。いいなぁぁあ。「センセイの鞄」みたいな感じかしらとか思ったけど、『緑の頃私たちは』(「きもち満月」に収録されていた作品)に繋がってるような雰囲気。途中、彼とのエピソードにはちょっと戸惑ったけど、とにかくラストが良い。河野裕子さんという方の句が引用されてるんだけど、どんな人なんだろう。

谷川さんの漫画は、確か「くじら日和」くらいまでしか読んでないと思うんだけど、一番印象に残ってるのが上に挙げた「緑の頃私たちは」だった。谷川さんの作品の中では珍しく、悲しいお話だったんだけど。また読みたいな。小松君が出てくるのは「君のこと好きなんだ」だっだかな? 

 TVチャンピオン

晩ご飯食べながら久しぶりに「TVチャンピオン」を見たんだけど(後半から)、何かちょっと複雑な気分になった。
今日のは「もてさせ王選手権」とかいうやつで、お見合いの仲人の人と、心理カウンセラーと、ナンパ塾(?)の人が、それぞれ三人の男性をプロデュースするという企画だった。で、私が見たのは決勝のちょっと前からなので、そのプロデュースされてる人たちがどういう人たちなのかはよくわからなかったんですけども、まああんまり異性と話するのに慣れてなかった人が、会話を切り出す側になっていく過程というのはちょっと良かった。でも、だいたい「モテる」って言葉自体、そもそも彼等がどんな異性(もしくは特定の個人)にもてたいのかというとこはないんだよなぁ。誰でもいい訳じゃないんだろうと思うのに。
で、決勝が、三人が三人のタイプが違う女性に好感度評価されて、そのポイントを競うっていうのだったんだけど、最初に結果からいうと、心理カウンセラーの人が優勝してくれてほんとよかった。
何でかというと、お見合いの人と、心理カウンセラーの人は、まずプロデュースする男性の対人面でのコンプレックスみたいなものを改善していく方向を目指していたのに対して、ナンパの人はなんというか、口先ばっかのような気がした。その人にプロデュースされてた人は、ほとんど全部の女性の対して、会った途端に「タイプなんで見とれてしまって」とか言ってたけど、あれもナンパ講師が教えたんだったら、つまり嘘つけって言ってるのと同じだ。それなのに、決勝の1、2回戦ではその「タイプなんで」が圧勝。
何というか異性だろうが同性だろうが、その人の本音みたいなのを自然に話できる相手っていうのもあるだろうし、その相手と信頼関係を持てるようになって、それからなんじゃないのかなとか思った。だからあんな短時間では何もわかんないじゃん、とか言ったら番組が成り立たないんだとは思うけど、ちょっと、なんか、違和感。
ああ、でもだからモテなのか。モテは第一印象なのか。