「ノラ猫の恋」1巻/長野香子

ノラ猫の恋 1巻 (BEAM COMIX)

ノラ猫の恋 1巻 (BEAM COMIX)

本屋で見かけて気になって買いました。長野香子さんの漫画を読むのはたぶんはじめてです。
主人公の女の子が、離れて暮らしている父親からの手紙を頼りに家を訪ねるところからお話がはじまり、そこで出会った2人との共同生活(?)が描かれている巻。
それぞれがどんな理由で主人公の父を訪ねてきたのか、まだちゃんと明かされていないので、どんなお話になるのかも想像つかないんだけど、最悪な気分でいるときの、おいしい食事(63〜64ページ)の場面がとてもよかったので、これはもしかしたら食卓の漫画なのかもしれないなーと思って読んでいます。
ご飯をおいしそうに食べる漫画っていいなあと思う。

 年始日記

年末日記書いたら年始も書こうってつもりで忘れていたのをせっかく思い出したので、少し過ぎてしまったけど年始日記。

年越しは妹とテレビを見ていた。年が明けてから、
「そういえば今日月蝕なんだって」「へえ! 何時?」「…4時頃」「4時か…」「うん…」「…」「寝るか!」「おやすみー」
なんて具合にあっさりとあきらめて眠った。
近くにお寺があるので、部屋で横になっていると除夜の鐘がすぐそばに聞こえるのだけど、その音の感触からか、31日の夜、こうして眠ろうとしていたときのことをいくつも思い出して、21世紀か…と目を閉じた。
目を閉じて、最も鮮明に思い起こされるのは、ベッドサイドのテーブルにノートパソコンを置いていた頃のこと。やっていることは今とたいして変わってないんだけど、そのノートパソコンは、なぜか一度もインターネットに繋がなかった。
あの時と今では、何が変わったのかな、とか考えながら、いつのまにか眠っていた。

1日の朝はおせちを食べ、雑煮を食べ、妹と出かけた。父親の誕生日用のケーキを買うつもりが、デパートがあいていなくて、なんだかんだで不二家を見つけ、意地でケーキを手に入れた。
不二家の店内はがらがらだったにもかかわらず、やたら大勢の店員がいたり、熊の顔したケーキのはずが、耳が片方しかなかったりとか、いろいろ不安になる感じではあったけれども、誕生日にケーキはやっぱり必須。これは誰、あれは誰、と見当つけながら買ったものが、ぴたりと当たって満足する。

正月休み最後の日は、友だちと初詣に行って、今年初ビールを飲んだ。ライブ以外でこんなに大勢の人がいるところに来るのは久しぶり。混雑した中で、後ろを振り返ると一緒にいった友人が待っててくれてほっとした。

おみくじは小吉。英語ではレギュラーって書いてあった。

今年も沢山いいことが
あなたにあるように いつも いつも
「A Happy New Year」

去年も書いた気がするけど、お正月の曲といえばやっぱりこれです。
そんなわけで、とっくだけど、あけまして。