零の箱式

ラーメンズの幻の初期作品集。ビデオ化されていない第1〜4回の単独公演から選り抜いて再演したベスト版。

大爆笑しました。
爆笑オンエアバトルにて見たことのある作品もいくつか収録されていたのですが、やはりVTRとライブ映像はまた別物ですね。
ライブ全体としては、初期作品と言うだけあってリラックスした感じ、そしてなんだかお客さんとの距離がとても近くあたたかい雰囲気でした。
また、最近のラーメンズライブではなかなか見られない客演メンバーを加えたコントも新鮮。この人たちは小林賢太郎プロデュース公演のほうにも出ている人らしい（全員じゃないかも）。見たーいなー。
特に面白かったのが「タカシと父さん」。片桐さん大暴れ、小林さんが笑いを堪えまくり時々堪えきれずというのが見てる方には堪えきれない笑いを誘います。そしてそのアンサー「片桐教習所」では、今度は小林さんが大暴れ。ラストは本気でびっくり。
ジムノペティが印象的な「小さな会社」も然り。
昔からラーメンズは「裏切ってくれ」という期待を裏切らない人たちだったんですね。
とにかく理屈抜きに大爆笑できる一本だったと思います、

【収録作品】

現代片桐概論
文庫本
タカシと父さん
釣りの朝
かわいそうなピンクの子犬コロチンの物語
片桐教習所
日本語学校 (フランス篇)
小さな会社