殊能将之さんの1999年度メフィスト賞受賞作「ハサミ男」を、池田敏春監督が映画化した作品。
友人に試写のチケットをもらったので、先日見に行きました。
とにかく、初めから最後まで飽きさせること無く引っ張ってくれる映画。映像、音楽、演技、全てが慎重な推敲を重ねた上で作られている作品だと感じました。
実は私は原作を読んでいないので、原作ファンの人にどう受け取られるのかはわかりません。ただ、一緒に見に行った友人の話から少し推察すると、どうやら原作に忠実な映画化という訳ではないようです。
ネタばれになるのを避ける為にも、映画の感想は公開された後に改めて書くつもり。今はとりあえず急いで原作を読みたいです。いますぐ読みたい。のでやっぱり明日買う。もしかして順序をあやまったかな。私のように原作をまだ読んでいない人には、どちらを先にするかが悩みどころ。諸刃の剣です。
どちらにせよ、単なるミステリ映画化、ではなく1つの映画として十分楽しめる作品でした。本多俊之さんの音楽も「死刑台のエレベーター」みたいで、映画の雰囲気を盛り上げています。
↓公式サイト↓ (注)原作を読んだ人は、予告編とか見ない方がネタばれ危険を避けられるかも。
http://www.media-b.co.jp/hasami/index.html