就職活動

スピリッツ新連載繋がりで就職活動についてのにがい記憶を少し思いだす。
私は結果的に卒業制作という名の言い訳にかまけて途中で就活は脱落してしまったけれど、周囲にいた友人達よりはまあまあ活動した方だった。でもいくつか面接をうけているうちに、はっきり言ってあほらしくなってしまった。新卒の就職面接なんて、ほんとに下らないことばかり質問される。「あなたをフルーツにたとえると?」とか「アイスのフレーバーでいうと?」とかまあそんなありきたりなくだらなさ( 〜そのこころは? って今考えるとあれって笑点だ )だけど、集団面接でそういう質問にハキハキ答えている人を見たりして、どうしてもついて行けない自分がいた。
「自分は今日駅で老人を助けました!」とか言う人いてびびったりもした。アバウトな。
でも社会にでてずいぶん経って、転職活動もしたりなんかして、未だに面接って嫌いだけど、少しは慣れた今思うことは、そういう小さいプライドに負けるくらいなら、なんか気の利いた言葉の1つくらい返してやれば良かったのにということ。思いだすとなんかくやしい。でももう2度とやりたくないな。