屋根から見るル・コルビュジエ

センタービルに行く用事があったのでついでに見に行く。会社の中の一角にあるギャラリーなのでかなりこぢんまりしている。人も居なかった。基本的に模型と写真だけの展示。模型は360°から見れるから好きだ。
屋根から見る、という言葉に私はなんか開放的な場所にギャラリーがあるのだと勘違いしていたのだけど、コルビュジエの建築をその屋根に着目して読み解くという趣旨だったようだ。なるほど。ってよくわからないけど。
ちょこっとだけ花屋で働いたこともあり、庭仕事に憧れがあるせいか、屋上庭園のある作品にどうしても目がいってしまう。いいなあ、屋上庭園のある家。
そして、コルビュジエの建物の写真を見てるとなんだか絵を描きたくなる。建築についての基礎とか概論と原理とかはぜんぜんわからないけど、「チャンディガールの総合庁舎」の写真などを見るとすごくわくわくする。チャンディガールでは高等裁判所も作っていることから、前に書いたカフカの「審判」の風景をここでも連想する。インドに行って見てみたい。

そういえば2年くらい前にカーサブルータスでみた、植物と一体化したコルビュジエの建物がすごく良かったんだけど、なんだったのか思いだせない。今日の展示にはなかった、と思う。