SINGER SONGERとCOLDPLAY

昼ご飯を食べながら、MTVとかスペシャとかをぼーっと見ていたら、SINGER SONGERのクリップをやっと見れた。岸田さん髪伸びたなあーとか思っていたら、ラストで、う、っわー、と顔を手で覆ってしまいそうになるくらいのうれし恥ずかし画面が現われてびっくり。しかし、うっかりだまされるとこだったぜ、と笑える(?)落ちでした。はやくアルバム聞きたい。
その後、チャンネルをまわしてたらコールドプレイのスペシャル番組も見れた。
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ミュージシャンにとって、どの程度の「ブレイク」が最も幸せな状態なのかというのはすごくデリケートな問題だと思うけど、コールドプレイ(特にクリス)のインタビューを見ていて、彼らは現在の、ワイドショーに追いかけられる生活を、甘んじて受け入れ、それを良い(という言葉では上手くあらわせないけど、言い換えるなら「好ましい」)状態であると思い込もうとしている段階にいるのかなと思った。
ブレイクしようがしまいが、あの素晴らしい歌声はもちろん変わっていないのだけど、ファンとしては、急速にビッグになってしまったことに若干寂しさを感じてしまうのも本音だ。ライブハウスで例えるなら、クアトロからいきなり武道館になってしまった感じ。もう少し、ビッグになるまでの過程を楽しみたかった。あの、決して満員とはいえない富士急サマソニの会場で、なんの先入観もなしに見た、そのときの感動があまりにも印象に残っているので、コールドプレイに関しては、もう、ああいう種類の親密さを感じることは出来ないかもしれないと思うのがさみしい。
グウィネス・パルトロウさんは私も好きな女優さんなので、なんかうまく言えないけど、やはり奥さんが女優さんだけに、マスコミに対して反発しにくかったりするのかなーとか余計なことを思ったりしました。音楽的には、決して「マスコミをお騒がせする」タイプの人たちではないからこそ、余計な心配したくなったりしてしまうけど、まあ止めておこう。ニューアルバムを楽しみにしてます。クラフトワークの曲をサンプリングしてたりするらしいです。