自分ルール

毎日楽しみにしているzoot32さんの今日の日記(http://d.hatena.ne.jp/./zoot32/20050531/)を読んでそういえば私も桂馬歩きしてたことがあったのを思いだしたので書きたくなりました。
といっても私が「桂馬病」だったのは小学生の頃、はじめて将棋を習った頃限定なのでそれほど重症ではなかったのですが、それとは別に今も続いているのが地割れ妄想。例えば横断歩道の白黒の白の部分が島で、黒い部分を踏んだら地面がぱっくり割れて地割れに飲み込まれる、という感覚なんだけど、私の記憶が確かなら、これは3歳の頃から続いている妄想。筋金入り。なんで3歳かっていうと、その頃私はイギリスに住んでいて(一年間だけなので英語とか話せません)イギリスの、こう、煉瓦が組み合わさったみたいな道路を見ながら「この煉瓦がいきなりバラバラになって地割れに飲み込まれるんだ」と思ったのを覚えているからです。イギリスではいろんな恐怖体験(原因は主に父)に見舞われたのでそのトラウマ的な部分もあったんだろうけど、とにかく今でも道路上の境目みたいなものを見ると「地割れが・・・」と思わずにはおれません。もう大人なので地割れ覚悟で歩くことも出来るようにはなったんだけど、やっぱり横断歩道では白い部分しか歩きたくない。ただし、勝手なのが最初から白部分無いところを歩いてるときはセーフって自分ルールがあること。一端黒地帯を歩きはじめたら、今度は白地帯には登らないことで地割れは免れる。ということになっています。勝手に。
あと私は願かけするのも好きで、というか癖で、大学受験の時なんて私の最も好きな食べ物である「ポテトチップス断ち」を思いついてしまい、ちゃんと高校3年生の約1年間、断ち続けたんでした。合格発表の帰り道、最寄りの駅から約20分の道のりをポテトチップス食べながら歩いたのも、今は良い思い出です。
でもそれはつまり「食べたら落ちる」という強迫観念を伴うものなので、かなりのストレスでもあった。むしろ勉強より辛かった。「食べなければ受かる」じゃなくて「食べたら落ちる」になってしまってるとこが既になんかちょっと神経症的なんだけど、大人になってしまった今は出来るだけ願掛けしようと思い付かないように心掛けています。