- アーティスト: Death Cab For Cutie
- 出版社/メーカー: Barsuk Records
- 発売日: 2014/10/22
- メディア: CD
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発売はもう2年も前ですが、サマソニ予習、と思って今さら購入。思わずこれを聞かなかった2年間を後悔してしまった。すごく良いアルバムだ。
DEATH CAB FOR CUTIE(かわいこちゃんへ死の車を)というバンドを知ったのは結構前のことで、当初はボンゾ・ドック・バンドが好きなバンドなんだなぁ、と思ったけど聞いてみたら全然ボンゾズではなく、瑞々しいロックンロールでいっぺんに好きになった。(ボンゾズも好きですが)
でもこのアルバムは別格だ。もちろんこれまでの3枚も好きなのだけど、この「Transatlanticism」は今までの作品の総決算の様な、すでに新しい段階へ到達してることを感じさせる傑作だと思いました。エモというカテゴリに入れられているようだけど、このアルバムを聞いてみると、REMから始まったカレッジ・ロックの流れも感じる。GALAXIE 500とか。うーなんかうまく言えないけど私の好きな要素満載のバンドだということです。
POSTAL SERVICEを聞いて、ベン・ギバードの声はFlaming Lipsのウェインの声に近いなと思ったんだけど、今回の#2や#10を聞いたりするとさらにそう思う。ウェインの声よりももっとしっとりしているけど。また#11のような曲はブライト・アイズを思いだします。
今日のところのベストトラックは#8「Passenger Seat」。乗り物の中でヘッドフォンして風景見ながら聞くと良かった。