フィッシュマンズ「水中」@スペースシャワーTV

4月に放送されたフィッシュマンズ特集(茂木欣一出演)の再放送。のビデオに録ったのを見た。「宇宙」「空中」にまつわる話を中心に、スチャや小玉和文さんやビッケへのインタビュー、その合間に昔の映像を交える、という内容だったんだけど、欣ちゃんがかくれんぼやアルルカン(両方下北のお店)に行く冒頭部分から、なんだかもう、という感じだった。
長年下北で働いたり暮らしたりしてたこともあって、フィッシュマンズの音楽は、自分自身の思い出と結びつきすぎてるところがある。インタビューの中で、加藤隆志さんが「1人でギターでフィッシュマンズの曲弾いて泣いたりして」と言ってて、すごく共感してしまったのだけど、そういう感じ。最後の方で、その曲が「頼りない天使」だってことが解ったのだけど、フィッシュマンズの曲というのは、そういうふうに、1人の、しんとした気持ちのときにしっくりきて大事にしてるものがとても多い気がする。大勢で聴いていても、自分の中にある何かに響いてくる様な。
その反面、私は「フィッシュマンズ」というひとたちに興味を持つようになるのが遅すぎたという後悔をずっと感じてるんだけど、欣ちゃんがこうして、今でもフィッシュマンズとしていてくれるのは本当に嬉しいことだなあとしみじみ思う。
それから、この番組ではじめて佐藤くんの歌う「涙君さよなら」を聴いたんだけど、なんて良い曲なんだろうって思って、これからはこの曲思いだすたびに佐藤くんのこと考えちゃうだろうなと思った。ほんとに良かった。
最後にインタビューを受けたひとたちがそれぞれ1番好きな曲を選んだりしてたけど、小玉さんが話していた「FUTURE」レコーディングの時の話がとても印象に残った。そして欣ちゃんがしみじみ「ぜんぶすきだなぁ」というところ。ぜんぶ。
スペシャでは7/30(土) 16:00〜17:00にも放送するみたいです。
番組詳細はこちら→(http://www.spaceshowertv.com/sstv/program/sss/index.html
あぁ…ライジングサンいきたい。

今日の気分は「IN THE FLIGHT」

ドアの外で思ったんだ/あと10年経ったら/何でもできそうな気がするって

っていうとこが好きだ。