チャーリーとチョコレート工場

ichinics2005-09-12
ティム・バートン監督による「チョコレート工場の秘密」(原作/ロアルド・ダール)の映画化。
わくわくして見に行った。とっても楽しかった! かなり見辛い席だったにもかかわらず、映画が始まってしまえばもう、ぽかーんと口をあけて、ハラハラしたり笑ったりほろっとしたりチョコ喰いたいーと思ったり。すっかり物語に夢中になってました。
物語の展開はシンプルでスピーディ、なおかつその魅力的な世界にがっちり心をわしづかみにされたまんまコースターは終点までノンストップで走り抜ける。そして、ティム・バートン監督ならではの、ファンタジーと悪夢がごちゃまぜになったような世界観は本当に魅力的で、あっちもこっちも見たいけど…なんてきょろきょろしてるうちに夜になっちゃう遊園地のようです。名残り惜しくはあるけれど、ラストシーンがまた秀逸で、とても後味の良い作品でした。
それに、登場人物たちのキャラクタがくっきりしてるのも良かったです。特に、ジョニー・デップさん演じるキラキラしたワンカ氏はまさに童話の中に生きてる感じがして素敵でした。ウンパ・ルンパ族の歌と踊りも、楽しかったなぁ。
原作にはないワンカ氏のエピソードも、ティム・バートン自身の原作への愛情が伝わってくるようで良かったです。違和感ない。むしろ私も似たような経験したことあるので、かなりひしひしと伝わってきた。チョコへの愛が。
また行きたい。ゴールデンチケット欲しい。
チャーリーが工場に行くことは知ってるはずなのに、あの、チケット出てくるシーンはやっぱり鳥肌ものだった。