IKKI 10月号

もう新しい号が出るというのに、読むの忘れてた。

「月館の殺人」
いきなりミステリになった。
金魚屋古書店
今回は「美少女戦士セーラームーン」。セーラームーンて実はほとんど読んだこと無いんだけど、なんか良い話だったので、読んでみたくなった。おしゃれしたくなる漫画かー。シュガシュガルーンってそういえばセーラームーンなのか。
「ぼくらの」
モジの決意が何なのか、それが明かされる回。泣ける。
「乙女ウイルス」
面白かった。最初の読み切りを読んだ時はやたらテンションの高い漫画だなーと思ったけど、今回の話は笑いと良い話が絶妙なバランスで両立されていて、ちょっと「団地ともお」風味だと思った。鈴菌カリオさんて新人さんなのかな?
「SWEEET」
面白い。ちょっと乙一さんっぽいお話だなと思う。
「フライングガール」
みえない階段を登って空中へ登っていく様は読んでてほんとに出来そうな気がする。田中達之さんが確か「季刊エス」に書いた読み切りに同じようなお話があって、そっちは足もとに球体をイメージするっていうのだったんだけど、あれは良かったなー。
のらみみ
ロボットタイプのキャラ9Bのお話.今回初めて気付いたんだけど、キャラって買うものなのか?
「家族の風景」
木村光博さんの第15回イキマン受賞作品。ちょっと吉行淳之介さんの「子供の領分」を思いだすようなお話。台詞で説明しようとせず、情景でお話をすすめてく感じがいいなと思った。絵柄も独特で好み。ラストの3コマなんかはすごく味があってよかった。ただ「2ヶ月後」でお話を展開させちゃうのがもったいない気がしたので、次はもうちょっと長い作品を読んでみたいなと思いました。
「花ボーロ」
最終回。ユカさんはとっても性格の良い子だなーと思った。放課後の学校の雰囲気が心に残るお話。
ナツノクモ
それがほんとうに良い事だと信じている人たちと、その人たちの行為により居場所を奪われるひとたち、という展開になってきた。リポタとハーニィがかわいい。