それはあれだ、秋のせい

なんだか最近、感傷的で参る。旅行行ってきたばかりのくせに、一人旅とかしたい気分。
原因は、たぶんわかっているんだけど、その原因がこれまた感傷的で、ちょっとだめだ。
最近やっているゲーム「3年B組金八先生」は、各話のタイトルが映画や小説なんかのパロディだったりするのだけど、その第1話(2話なのかな?)が「たったひとつの冴えたやりかた」で、ちょっと興味をもって、同タイトルのSF小説をいま読んでいる。その話の中にはあるエイリアンが出てきて、それは人の脳に寄生してコンタクトをとってくる。まだ結末は読んでいないのだけど、時々、こんなふうな存在がいたらいいのに、と思ったりすることがある。ザゼンの「KIMOCHI」という曲の中に「生まれ育ったその環境、歴史、思想全て、ぶちこんであらわす事ができればいい」という歌詞があるんだけど、そんな感じ。特に誰にということじゃなくて、自分自身に見せるのでいいんだ。
なんて、こんなことを考えてること自体、なんだかもう感傷的。でまあそれも全部、季節のせいにしちゃえばいいのかもしれない。なんかの「せい」にするってのは、あまり良いことではないように思えるけど、季節に左右されるっていうのも、なんとなく動物っぽくていいんじゃないかとか思ったりする。コントロールできることばっかりってのも、味気ないし。