毎年楽しみにしてるメディア芸術祭、最終日に行ってきました。つまりもう終わってしまってるのですけど、一応覚え書き。ちなみにメディアアートって何だかは未だにわかりません。
アート部門
今年のこの部門は全部「すげー」と思いました。おおはしゃぎです。楽しいです。
- Khronos projector
- スクリーンに触れると、凹んだ部分だけ時間がずれる。触ってみなきゃわからない感じですが、作者の方が「バームクーヘンを押して年輪(みたいな)部分が現れるかんじ」とおっしゃってたのがわかりやすかった。面白い。
- Six String Sonics, The/久野ギル
- 1弦ギターを6人が演奏するっていうものらしいんだけど、演奏風景を見る限りでは、感覚で演奏できるような感じだった。この思い描いている感じが実際ならすごい、と思う。触ってみたかったけど調整中でむりでした。残念。
- Spyglass/村上史明
- 望遠鏡をのぞいて、横についてるバーをまわすと、ズームになる。すごく目がよくなったような感じ。アップしていく過程がドラマチック。
- Gate Vision/小林和彦
- これ好きです。新幹線が進む様を円形に見せるもの、なんだけど、二次元が三次元になるような感触。前デジスタでscan gateって作品で受賞されてた方ですね。(それは下のseasonsのとこのリンクで見れる)
- Conspiratio
- ストローで「吸う」感触を体験できる装置。ラーメンとか納豆とか「うえー」と思いました。楽しい。かなりリアル。
アニメーション部門
- 浮楼/榊原澄人
- 傑作だと思いました。人の一生をアルゴリズム方式の箱庭絵で見せるものなのだけど、とても魅力的で暖かい絵柄ながら、みんなおなじ一生、というところに恐ろしさを感じたりもする。これは私が屈折してんのかも。
- 年をとった鰐/山村浩二
- ダイジェスト版しか見れなかったんだけど、これはかなりよさそう。ちょうみたい。絵柄もね、なんか版画のようなペン画のような、ちょっと懐かしいタッチですてきです。
- seasons/藤田純平
- 確かデジスタかなにかで見たことあった作品なんだけど、これも大好きです。色鉛筆のような水彩のような手書きアニメーションで描かれる、少年の迸る想像、どんどん変化してって、ぐるり。傑作だと思います。→ ここ(http://www.nhk.or.jp/digista/onair/hall_2004.html)で見れます。当時はタイトルが「MIND THE GAP」だったみたいだ。
- かみちゅ!
- 見たい。かわいいよ。
地下にあったの
この画像のは、URLが出て、飛んでく過程を映像であらわしてるみたいです。たぶん。(解説とか見つけられませんでした)で、これが低空飛行の飛行機みたいですごくときめいた。電子の海を泳いでるきぶん?(すみません)↓
受賞作品一覧などはこちらから → http://plaza.bunka.go.jp/festival.html