褒めたい不思議

最近、なんか無性に褒めたい、と思う人がいて、ふと思い出したのがzoot32さんのこの記事だった。

わたしがいつも、おもしろいなあとおもうのは、女性というのは、女性同士、顔をあわせると、とにかくおたがいをほめあってよろこんでいるということだ。
http://d.hatena.ne.jp/./zoot32/20051216#p1

うん。まあ確かにその傾向はあるかもしれない。個人的にはすぐ照れてしまって褒めるのも褒められるのもへただったりするのだけど、褒めたい気持ちはかなりある。自分だって褒められたらそりゃ嬉しい。だから、ひとの褒めポイント見つけたら素直に褒めたいなぁとか思うんですが、男性にはそういうのないのかなぁ?
ところで「褒めたいきもち」があっても躊躇うのが、相手が異性の場合で、なんで躊躇うかといえば、それを恋愛的な媚びととられたくないっていうとこなんだろうなと思う。
褒めて素直に「そう?」と言ってくれるタイプならいいのだけど、ちょっと黙られたりするとどうしていいかわかんない。さらに好きな相手だったりしたら「警戒された…」とか思って余計にガックリくるので、褒められないストレスが溜まっていく。それでも勇気だして好きな相手を褒めた時に素直に喜ばれて終了でもむなしいような。ってじゃあ何を求めてるんだかわかんないですけど、好きな相手じゃなくても、気心知れてない異性を褒める際には、なんか躊躇うことが多い。
そんな感じだから、とりあえず何も言わず、まあ褒めてると気付かれないくらいの褒めを小出しにするか、もしくはなんだか喧嘩売ってるみたいな褒め方をしてしまったり、する。もしくは、前述の記事で挙げられてる外見的な部分については、まあ褒めハードルは低い(褒めやすい)ので、外見とか褒めてストレス発散てのも、ある。
でもさぁーちょういい人だ!と思ったら「いい人ですね!」っていいたいなぁ。でも、こんな調子で日々褒めたい欲を押さえつけてると、なんだかどんどん屈折していくよなぁとか思った。
これがネットだとかなり褒めやすいんだけど、その勢いでリアルの知人にメールとか書くと過剰な褒めになってしまう気もするし。こういうの自意識過剰(もしくは考えすぎ)っていうのかなー。