スクリーンと真っ黒の目

知ってるひとと知ってるけど知らないひとがたくさんでてくる妙にリアルでこわい夢。
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実際には行きたいけど行けずに終わった映像イベントに行く夢。M-NとK-Mと一緒に行く。コンクリ打ちっぱなし系の会場で正面にスクリーン。椅子が並んでいて、私たちはスクリーンに向かって左側に、前後になって座る。後ろには私1人。上映スケジュールを見ると、結構な長丁場で、まあのんびり、出入りしながら見る雰囲気のようだ(この辺から、野外音楽イベントとごっちゃになってきている)
場内が暗くなり、最初のプログラムが始まる。白いTシャツで声の張りがいい人が挨拶をする。あーあの人がAさんかぁ、意外と恰幅が良いのね、と思う。

M-Nが飲み物を買っている間にK-Mが隣にきて、少し喋る。喋っていたら、怒り出す。ずっと*******だって言ったろ? いつか********はずだろ? と言われる。そんなこと言ってないし、そんなわけがないのに、その目が、瞳孔全開の真っ暗さで恐ろしくなる。(この辺ひぐらしの影響だと思う)
M-Nが戻ってきてくれてほっとしたところで、映像が見難いから、と言って席を移動する。スクリーンにはビルが移っている。

休憩時間に明るくなった場内を見ると、見知った顔がちらほらあった。すぐ後ろの席にはSさんとDがいて、久しぶり、と話をする。なんでこのイベントに? と思う二人だったのだけど、プログラムの最後の方に出品する人の友達だという話を聞いて納得する。そんな話をしながらも、私はずっとK-Mの視線を意識している。その目は見えなくても、暗いのがわかってこわい。再び場内が暗くなり、今度はアニメーション部門コロッセオが破壊されていく映像。風刺画のようなタッチだ。
M-NのMとK-Mが話をしている隙に、M-NのNにだけ声をかけ、先に帰ることにする。見たかったプログラムはまだ始まってもいなかったのに。それから、もしかしたらM-Aに会えるかもしれなかったのになぁ、と思ってかなしくなる。外はまだ明るい。ビルの表面に太陽が映りこんでいる。
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夢に現れることが、自分が考えてることなんだとしたら、いやな夢だ。それ以外は楽しかったけど。