- アーティスト: Flaming Lips
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個人的にはラストを飾る「Goin’On」が気に入っている。この曲で締めることによって、アルバム全体が落ち着いた雰囲気にまとまっている気がします。60年代後半の、ソフト・サイケが好きな人には特におすすめ。
ついでに振り返る
1983年から続くリップスの20年以上にもなる(!)遍歴を見渡してみると、ジャケットデザインで80年代、90年代、『The Soft Bulletin』周辺と、『Yoshimi Battles the Pink Robots』以降の4つの時期に分けられるような気がする。なんとなくだけど。
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ともかく、『The Soft Bulletin』を初めて聴いたときの、感じはよく覚えている。いきなり風景が開けて、音の固まりが降ってくるような驚きと、音の洪水に流されながら、懐かしい風景をかいま見るような切なさと。あーこんな音は初めて聴いたな、と思った。そしてこんなバンドも、今はもうどこにもいない。
リップスは、ちょっと聴けばすぐピンとくる独特の音づくりなのに、アルバムごとに全然違うバンドみたいで、不思議。そしてどのアルバムも好きなんだけど、昔のアルバムが懐かしくなっても、その音はもう戻ってこない感じがして、少し寂しい。