理事長の陰謀?

どこかの学園の生徒が私。修学旅行から帰ってきたところから始まる。私のいるクラスは理事長に疎まれているという設定らしい。担任の先生は若い女性。

修学旅行から帰ってきて、先生がアンケートに答えて下さい、という。アンケートの内容は、「何月何日の何時から旅行に行ったか」に答えるだけのもので、もちろんクラス全員が同じ答えとなる。
こんなアンケートに何の意味があるのかと聞くと、先生は気まずいような顔をする。そしてふと、各クラスから一名づつ、別の場所(イラン?)で合宿をしている特待生がいることを思い出す。私たちのクラスからはYが参加している。
「Yもアンケートに答えるんですか?」と尋ねると、先生はもう預かっている、と答える。見せてもらったそれには、私たちが出発するより数日前の日付けが書いてあった。「これどういうことですか?」「Yさんたちは、その日に説明会があったのよ」「私たちの日付けと、ずれてますよね?」「そうね」
その会話から、私たちはなぜか、その日付けのズレを理由にY以外の私達全員が学園から追い出されることになるのがわかる(夢なので)。
「説明会の日から、出発の日までは、Yは私たちと一緒に授業をうけていましたよね? だったらこの解答用紙は嘘になります」「・・・」「Yが帰ってくるのはいつですか?」「明日の早朝よ」「それまでこのアンケート預かれないですか?」「・・・無理よ、今日理事長に渡さなくちゃいけないんだもの」「Yの分だけ、もらいわすれたとか言い訳できないですか?」「理事長か回収したものだから、無理よ」「じゃあウチのクラスの全員分集められなかった、とか」
先生はしばらく考え込んだあと、明日の朝、始業前に返してくれるなら、全員分を預ける、と言ってくれる。
私たちは礼をいい、Yの自宅に電話をかけ、帰宅したらすぐに電話をくれるように言付ける。
翌朝、Yは成田から直接学校へ向かってくれる。時間がかかる。私たちは屋上へ続くドアの前にある踊り場でYを待つ。たどり着いたYは、私たちの説明ですぐに何がおきるのか理解したようで、理事長の狙いはたぶん、Yの出発と私たちの出発のズレの間に何かが起きたってことにすることだと思う、と話す。
「でも、無理だよ。だって理事長にこう書けって言われたんだもん、変えたらバレる」「じゃあ、せめて説明会の日から、合宿に行くまでは学校に通ってたってのを書き添えられないかな?」「うーん、そうだね」と言いながら、Yは簡単な週間カレンダーのようなものを書き添えていく。それを預かり、私たちはクラスへ向かう。もう始業のベルが鳴っている。教室のドアをあける。理事長がいる。
そこで私たちはようやく、理事長の計画に気付く。

気付くはずなんですが、何だったのかが思い出せません。たぶん私を含めた数人とYを排除することこそが目的だった、みたいな。
屋上前の踊り場にはソファとかあってすてきなたまり場になってたのが印象的だった。