夏の終わりの終わり

蝉の声がどしゃぶりのように響いている。こういうの何ていうんだっけ? と訪ねられて「断末魔?」と答えてしまったのはクラウザーさんのことを考えていたからだ。今だったら「バケツを引っくり返したような」と答えるかもしれないけれど、改めて見ると、定型になるには具体的すぎる比喩だなと思う。まあいいや。

夕食はてきとう料理。「バンビ〜ノ!」を読んでパスタを食べたくなったので、パスタにすると決めたのはいいのだけど、野菜がない。ゴーヤしかない。ので、チャンプルー・スパゲッティにした。なんて、チャンプルーって何かわからないので、イメージだけどね。
油にニンニクで香りをつけ、しおこしょうした豚肉を炒める。火が通ってから薄くスライスして水にさらしておいたゴーヤを投入。だし、しょうゆ、水で少し煮込むようにして、最後にポン酢とゴマ油で香り付けしてパスタとあえる。削りたてのかつお節(いただきもの)をどっさりかけて食す。出来上がりがまったく想像できないままに作ったけど案外うまかった。評判良かったので満足。ポン酢だな。