「ALL NUDE」+2編の新版。「ALL NUDE」は大好きな短編集で、構成も最高だと思っていたので、+2編(カラーページもなくなってる)ってと思ってたんだけども、読んでみたらやっぱよかった。ちゃんと「少女カメラ」がラストだし「ALL NUDE」がつながって収録されてるのもいいと思った。すぎむらさんの描く女の子のはだかはいいなぁ。
ともかく、読みごたえのあるお買得な1冊だと思います。すぎむらしんいちはすごいと思うし大好きなんだけど、身の回りに好きなひといないのがさみしいところ。
- 作者: すぎむらしんいち
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/09/22
- メディア: コミック
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新しく収録されたものだけ感想かくけど、そのほかも名作だと思う。
パパが地球人を辞めた日
あやまって妻を殺してしまったことに、愕然とする男の背後で母親を探す息子。さて、男がとった行動は? というお話なんですが、これすごい良かった。「さよなら」のコマとか、すごいよ。短編映画にしてほしい。主人公板尾とかで。
でぶでば
女二人組の漫才師のお話。すぎむらさんが女性主人公(しかも美女ではなく)の話かくのはじめてみたかもしんない。けど、愛があるなと思った。女が笑いをとるのってむずかしいなーって思うけど、その難しさをちゃんと描きつつ、ラストうまくまとめたなと思いました。