たまに聞くといい

ブラック・コンテンポラリーっていうのかな、近年のR&Bとかソウルとかって普段全く聞かないんですが、CD店で働いてた頃、そういうのが好きな男の子がよくかけてて、気に入ってた曲をやっと思い出した。トニ・ブラクストンの姉妹三人のBRAXTONS「slow flow」だった。鼻の人たちってことしか覚えてなかったんだけど(失礼)、今聞いても、サビがはじまるとこでぐっとくる。TLCの「diggin' on you」をピンポイントで好きだった気分とおんなじだ。
でもどんなときにこれを聞けばいいのかわからないのは、好きな音楽っていうのが、好みとかそういう頭の部分じゃなくて、根底は体の心地よいリズムとか、そういうとこに由来して「すき」があるからなんだろうなと思う。地元の友達の車に乗ってるとサ○ンばっかで、それが辛いと思うのもそうだ。嫌いというよりは、今何時なのかわからなくて落ち着かないような感じ。
コンビニとかで聞く分には気にならないんだけど、その差は音と面と向かっているかどうかってとこにあるんだろうな。
そういえば、今日、会社で横の人の机の上にi-podがあって、どんなの入ってるのか、すごく聞いてみたくなったけど、やめといた。人の家いってCD棚あさると失礼っていわれるようなもんかな、と思って。人生わりと長いけど、そのへんの距離感が未だによくわかんない。