END&(自選単行本未収録作品集)/鈴木志保

END&(エンドアンド)

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ロータス1−2−3」から「たんぽぽ1−2−3」はちいさなねこの話。なかでもロータスのほうの最後の、あの顔の恐ろしさ(恐ろしさを意図してはないのかもしれないけど、こわい)が、うつろな目が、この本で一番印象にのこった。
「テレビジョン」「チルダイ」はちょっと絵柄が、話もあいまって、楠本まきとかカムイとかSEXとか思い出した。「DONADONA」と「受胎告知」は二色刷りがきれいだ。
それにしても、鈴木志保さんの言葉の感覚って、何度よんでも独特だ。