BLACK LAGOON2〜5巻/広江礼威

買った! 読んだ! 面白かった!
これは久々のヒットだ。わー。でも最新刊が売り切れてたので、明日探しにいかなきゃなんない。ああ、でもあと1冊か。それ読んだ後、どんだけ待つんでしょうか。
1巻はほんと冒険活劇序章って感じだったけど、ロベルタ出てきたあたりからちょっと独特の雰囲気になって、2巻読みはじめたらメイドいなくてあれーと思った。なるほど、いちおうあれは「ロベルタ編」だったのかと了解する。
2巻は双子編が面白かったです。スカート翻して機関銃がいいです。3巻は張の旦那が最高です。#16のレヴィと背中合わせのとことかはジョニー・トー映画みたいだと思った。むしろ「男たちの挽歌」かな。全体的に香港ノワールのにおいがする漫画でうれしい限りです。最近足りなかったのはハードボイルドだと思った。
で、3巻終盤で登場して4巻表紙のシェンホアも良い。でも4巻は#27にしびれました。そして5巻。今までずっとロックはよくわからないと思ってたけど、はじめて良いかもしんないと思えた。ほとんどの登場人物が、それぞれ全く異なる行動規範やら価値観に基づいててんでに走ってく中で、相手について思いを馳せ逡巡するロックの存在が、物語を物語にしているんだなとか思った。でもレヴィと云々な展開にはなってほしくないな…と思う。

BLACK LAGOON 5 (サンデーGXコミックス)

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