よつばと! 6巻/あずまきよひこ

よつばと! (6) (電撃コミックス)

よつばと! (6) (電撃コミックス)

よつばは じてんしゃ をおぼえた! の巻。
読みながらにやける。このにやけ顔は、お話が面白いことに反応してるのももちろんだけど、だんだんよつばの成長を見守る的な目線になってることに気付く。気付いた。とーちゃんやふーかたちや、よつばを取り巻く人たちのご近所さんくらいの気持ちで、「よつばと!ポタリング」の回の最初で「自転車乗ってるの初めて見るわー」と言ってるおばちゃんくらいの距離感覚で、よつばと!を読んでいる気がする。
自慢できたことではないのだけど、私は「母性本能」とか、感じたことないと思う。弟が二人、妹が一人いるので、子供がいる生活はなんとなく想像できるし、子どもは好きなんだけど、それはわりと対当な気持ちで同年代の自分を思い出して話してたり、子どもっておもしろー、という気分でしかなくて、よつばと!を読んでいても、どちらかというと最初はよつば目線で読んで「いつでも今日が、いちばん楽しい日」だと思っていたのが、今はよつばにとって、そうであればいいと思う。
この気持ちはたぶん「よつばと! きんようび」の回の引きゴマ(p103)のショックによるところが大きい。さて、このよつばに私はどう対応しようか、と思う。泣かせたくないなとか思ったりする。なんだこのきもち。
そして「よつばと! はいたつ」の回をよんで、やっぱり私は、とーちゃんみたいな大人になりたい、と思った。

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