おひとりさま問題

女の子が「一人で牛丼屋に入れない」というエピソードが出てくる漫画だかドラマだか小説だかをずいぶん昔に見たことがあって、当時はそのどこに葛藤があるのかずっとわからないでいた。
最初にやってた仕事が交代休憩だったせいかランチ一人は当たり前だし、むしろ昼食は読書の時間でもあるので一人推奨なのはいまもかわらない。映画も一人で見にいくことが多い。展覧会とかもそう。
でもライブだけはなかなか一人でいきづらいなと思っていた。そもそもライブなんてめったにないからこそ、同じアーティストが好きな人がいれば誘うのが当然のように過ごしてきたけれど、ここんとこ、回りに(そのアーティストを好きな人が)誰もいないということが続いて、そして今までそういうのにつきあってくれてた人もいなくなったので、どうしたもんかと思っていた。
そこで昨日、大学時代の友人にその話をしてみたら、みんな当たり前のように「一人で行っている」と答えていた。
とはいえそれはほぼ男性の意見で「一人で行くと好きなときに帰れる」「日程の調整をするのがめんどくさい」などという忙しさによる理由がほとんどではあったけど、ちょっと勇気づけられて、これからはそのへん気にしないことにしようと思った。まあ若干いいのか? という気もしないでもないし、できればライブはそのライブを楽しめる人同士で行きたいなという希望はあるんだけど。
でもなんでためらったんだろうな?
で、そこから派生して、一人でどこまで行けるかみたいな話をしていたら、「東北の女一人旅は断られる」という話を聞いたのですが、これはほんとなんだろうか? 南ならOKなのか?
というわけで、今年こそ(今年こそは!)鳥取へ行きたいと思います。植田正治美術館にいって砂丘みて魚食べてハワイの海を見るんだ。