脳と癌

昨日「世界一受けたい授業」を見た。と、ついこの間も書いたのでなんだか毎週見ている気分だけど、別にチャンネルをあわせているわけではなく、たまたま、夕食時にそれがついていることが多いというだけで、それでも今日も最初にでてきた脳の話が面白くて、だから見ればなんかしら、興味をひかれることのある番組なのかもしれない。かなわかんないけど。
ともかく、脳の話で印象にのこったのは、有名人の名前(女性)と、ぱっとビジュアルが浮かぶような名前ではない名前(男性)をランダムに見せていって、さて男性の名前と女性の名前、どっちが多かったでしょうか? という質問にたいして瞬間的に「女性」と思うのはビジュアルが浮かぶ名詞のほうが記憶に残りやすいから、という話だった。なるほどねと思いつつ、だとしたら、ビジュアルイメージのない言葉の優先順位というのはどのようにして決定されるのだろう? それから、例えば想像でしかないビジュアルイメージというもの(夢で見たとか想像したとか)は、視覚イメージとして記憶されるのだろうか? とか考えてたのだけど、話はそっちに向かわなくて残念。
番組はそこから、例えばニュースなどで大きく報じられる火事や自然災害で亡くなるというケースより実はお風呂場での事故のが多いんですよみたいな話もあって*1、ここで驚いたのは、死因をパーセンテージで表示した場合、「癌」がだんとつトップであるということだった。たしか1年で10万人のうち250人とかだったかな? そんなに多いと思わなかった。それでも、癌への特効薬みたいなものが未だに開発されていない、というとこには未承認薬とかいろんな問題があるのだろうけど、それにしても癌、か。うちは癌家系なのよねということを思い出しつつ、夕食を終えたのでそれ以降は見てない。

*1:という話をBSE関連で読んだことがあるけどどこだったか忘れてしまった。