Theピーズ 20周年記念ライブ@SHIBUYA-AX

朝起きて雨降ってるの見て、ちょっと笑ってしまった。
まだ耳はじんじんしているし、頭もぼんやりしてるんだけど、まずはTheピーズにお祝いと感謝を。そしてまとまんないだろう感想を書いてみようと思います。

開場直前、AXは見たことないくらいの大混雑だった。年齢層も幅広い。あちこちから「最初に見たのは中学のころで」とか「若い子もきいてるんだなぁ」とかそんな話が聞こえてくる20周年ですよ。あまりの蒸し暑さにビールがすすむ。つめたくておいしいいい。エンジンかかってわくわくそわそわ、開演を待つ。
1発めは「生きのばし」。ライブがはじまると、思わずうわぁーって笑ってしまう。うれしい時、人は顔がゆるむみたいです。快調。ギタードラムベースボーカルが、一気に溢れる力強い演奏。ああピーズって楽しいなぁて笑いながら踊ってた。
例えば「君は僕を好きかい」という曲を歌うときの、放り出すような、ふてくされたような歌い方。最後、ブレイクに入るドラムの音、そして最後に「君は僕を好きかい」って終わって、「オナニー禁止令」へ。意味なんかなイエー! なにこのかっこよさ。(ああ言葉でいうのって難しい!)

今日はゲストもたくさんきていて、それぞれ1、2曲づつ参加していく形式でした。アビさんやはるくんの前フリがいちいち面白い。
前半*1のゲストでは、峯田さんの「バカになったのに」が似合ってた。それからトータス松本の「実験4号」、あとフラワーカンパニーズのキューちゃんがドラムを叩いた「脳ミソ」もよかったなぁ。でもなんといってもYO-KINGの「やっとハッピー」は泣けた。そのあとにやった「カラーゲ」(アビさんのリクエストらしい)もかっこよかったです。
後半ゲストでは、トモフスキー「シニタイヤツハシネ」がいろいろすごかった。最初おおやっぱり声が似ている!と思ったのにすぐ歌詞わすれて鼻歌になってたりして、長いリフレインできりきり舞い。自由すぎる。その後、「時間よ止まれ」(あの)やりながら民生さんがでてきて、「底なし」。くはー。
でもゲストコーナー終わるたんびに「ピーズは三人だぜー、もっとやらせろい」みたいなこと宣言せずにはいられないはるくんにまた笑う。なんつーか幸せなライブだ。

私がピーズを聞いてるときの気分ていうのは、ほんと「とどめをハデにくれ」という曲に集約されてるような感じで、そりゃヘコむときもたくさんあるんだけど、もっともっともっとくれよって思いながら、へらへら笑っちゃうのは、それはうれしいからなんだよなと思う。それでいつのまにか勇気づけられてる。だいじょうぶ。
昨日の屋根裏には行けなかったんだけど、そっちでも20曲以上やって、という話が途中でてきて、それで今日はたぶんね、30曲以上やった。みんな汗だくです。今日はホント、20周年で、お客さんいっぱいで、ゲストもいっぱいで、そういうのうれしいけど照れくさいんだよねってはるくんは言ってて、拍手しながら、もっともっと大きな拍手が鳴らせればいいのになって思ってた。うまく言えない、この感謝が拍手で伝わればいいのにな。
30周年ライブは、アビさんの「デブジャージ」で開幕するらしいです。イエー!

*1:随所にゲストコーナーがあったのでわけかたてきとーです