少女革命ウテナ/第11話〜第15話

見終わった!とりあえず各話メモから。

少女革命ウテナ L’Apocalypse:3 [DVD]

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第11話「優雅に冷酷・その花を摘む者」
アンシーが「バラの花嫁」として扱われることに抵抗するウテナ。冬芽に決闘を申し込まれるの巻。「君から心を開いて話しかければ、きっと誰でも受け入れてくれるよ!」とウテナはアンシーに言う。心を開く?
第12話「たぶん友情のために」
女の子の服を着て当校するウテナ。「普通にならなきゃ」。若葉と喧嘩した後に、謝ろうとするウテナ、それを静止する若葉のやりとりなんて、うまいよなーと思う。男の子もこういう会話ってすることあるんだろうか…?

普通に勉強して、普通に就職して、普通に恋愛して、普通に結婚して、普通の家庭を作るなんて、私たちに関係ない普通よね。

そして七番目の試合に勝ち、ウテナは「自分」を取り戻す。「王子様気取り」という言葉にはまったくめげないところがえらい。

第13話「描かれる軌跡」
冬芽の部屋で「世界の殻を破らねば、我らは生まれずに死んでいく」までがループする。これは冬芽は殻をやぶれなかった/世界を革命できなかったってことだろう。そして暁生初登場(たぶん)。彼の語りでこれまでの戦いの軌跡を追う構成。総集編みたいな感じかな。あらためて見返すと、樹璃編はひと際気合いが入ってるなと思う。作画もきれいだし。「奇跡なんてないんだよ!」
第14話「黒薔薇の少年たち」
黒薔薇編スタート。新キャラも登場。そして暁生がアンシーの兄であることがわかる。100人の少年が生き埋めになったといういわくつきの「根室記念館」。そこでアンシー殺害計画をたくらむ馬宮と草時。ヒトの感情を増幅(?)させて黒薔薇のデュエリストに仕立てるって、こういう展開どっかでみたことあるけれども、各キャラの内面を描くには良い手だよなーと思った。
第15話「その梢が指す風景」
「幹と梢」編。ああそうか、デュエリストから剣を抜き出すわけか。そして、七実が冬芽のかわりに生徒会に入った。この物語は兄妹ばっかりだ。