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 よく考えること/皮膚呼吸について

夏ですよ夏!夏といえば、アイスとか海とか花火とか浴衣とか楽しみがたくさんある季節ですけれど、気をつけなくちゃいけないことだってたくさんありますよね。冷たいもの食べ過ぎていませんか? 日焼け止め塗ってますか? 水分補給してますか? 扇風機つけっぱなしで寝ていませんか?
扇風機って、あてっぱなしで寝ると皮膚呼吸ができなくなるから危険という話を、聞いた事がある人は多いと思います。私はその話で皮膚呼吸という言葉を覚えて、それからというもの、つい皮膚呼吸について考えがちです。とはいえ、大人は体面積も広いし、扇風機も当てっぱなしにしなければ大丈夫なんでしょうけれど、注意しとくにこしたことはありませんよね…。寝る前に、確認しよう扇風機。(ちなみにわたしの部屋にクーラーはありません)
しかし皮膚呼吸できない…って、想像しただけでこわい。中学生のころ、電気つけっぱなしで眠っていたら、父親にぬれタオルを顔にかけられたことがあって「あ、……」と、いろいろなことを納得しそうになったことがあるんですが、そんなふうに濡れた布が皮膚にはりつくのとかもちょっとこわいです。

そんなわけで、あこがれのゼリーの海について思うとき、私はまず皮膚呼吸問題について解決しなければならないのでした。
寒天ではおよげない。硬いし、さわったときの皮膚にくっつく感じからして皮膚呼吸できなそう。ババロワはおいしいけど視界がわるいでしょ。だからやっぱりゼリーですよね。できれば緑色の、少しつついたらボヨンボヨンと揺れるプディング型のゼリー。飛び込んでも、すっと閉じるくらいの、ゆるめが、泳ぐのには適している気がします。でもちょっとこわい。そんなときは、サイダー味にすれば、あちこちにうかぶ気泡から空気を摂取することができるかもしんない。そして、体の中がゼリーでいっぱいになったら、ちょうど世界が裏返し。ごちそうさまでした!

私はお前にこんなものをやろうと思う。一つはゼリーだ。ちょっとした人の足音にさえいくつもの波紋が起り、風が吹いて来ると漣をたてる。色は海の青色で ―― 御覧そのなかをいくつも魚が泳いでいる。
「相合傘」/かせきさいだぁ≡