鳥取旅行その2/鳥取砂丘

着いてすぐさま駅前のホテルに荷物預けて、日焼け止め塗ってサンダルに履き替えてバスにのっていざ砂丘へ。
まず最初に、三日間つかえるバスの周遊券(1500円)をかいました。これはとても便利。砂丘と鳥取港を結ぶループバスや、市内を走るほとんどのバスに使えます。
駅から砂丘まではバスで約20分。見えた瞬間に「おおー」という声があがる。なんという晴天。山の上にある砂丘センターでおり、リフトで砂丘入りしました。

鳥取旅行のお目当てのひとつは、この砂丘に行くことでした。植田正治さんの「砂丘シリーズ」を見てから、ずっとあこがれてた場所だったんですが、行ってみてまず驚いたのは、鳥取砂丘は砂漠ではないということでした。これまでいろんな人に「とにかく日本に砂漠があるっていうのが驚きだよね!」とかいってたんだけど、あれ砂漠じゃないのね。恥ずかしい。見ると分かるんだけど、これはなんていうか、大きな浜辺みたいな感じだった。

降り立った瞬間に、やばいと思う。はんぱなくあつい。サンダルでくるとこじゃない。駆け足で馬車乗り場にたどり着いて、とりあえず周囲をぐるりと回る。馬車をひくお兄さんも馬(ロバ?)さんもバテバテ…。
 仕事後の休憩中
お兄さんの話ではなんと砂地で足の裏やけどする人もいるとのこと。スニーカーを宿においてきてしまった私たちは、日和ってお土産物やさんとかをのぞきながら、靴を探しました。
すると土産物売り場の奥に長靴が並んでいるじゃないですか。そこにいたおじさんに、あれって借りられるんですか? とたずねると、もちろんだようという声。ありがたい。しかも靴預けるロッカー代100円だけで、ただで貸してくれるとのこと。なんてすばらしい。そして長靴! なんてすばらしい靴!
 サンダルから
 長靴へ
こわいものがなくなった私たちは、ざくざくあるいて砂地に向かいました。

あるくあるく。

のぼってのぼって。
近いように見えるけど、頂上は遠くて、まるで何かの巡礼のごとく人の群れが丘を登っていきます。
そして頂上!

人がたくさんいても、少し首をまわすだけで誰もいない。

これを見れただけでも、鳥取きてよかったなと思いました。
海までは、なだらかにみえるけれど、実は急勾配になっています。
 うみ!
 よいしょよいしょ
 がんばれがんばれ
丘をおりた後は、足を洗って、梨ソフトを食べる。ほんとあっという間にでろでろに溶けるほどの暑さ。リフトで上まで戻ったあとはビール飲んでバスを待ち、砂丘鵜を後にしました。
 あしあと
砂丘ビールは苦めだった。そしてまだ一日はつづく。