鳥取旅行その5/水木スペシャル(境港)

そして三日目!鳥取旅行のお目当てその2、水木しげるロードです。
 「いらっしゃい!」
米子駅は別名「ねずみ男駅」。ここから境港までいく境線は車両も鬼太郎車両で、しかも沿線各駅にはすべて妖怪の名前がつけられてるんだそうです。無人駅は「妖怪駅」とのこと。作り込んであるのが楽しい。
さすがに車内は夏休みの子供たちで満員。私たちの後ろには妖怪マニアとおぼしき中学生男子4人組、向かいには爆睡中のちびっこたち。

駅からのびる水木しげるロードはその両側に妖怪像が立ち並び、それをたどりながら奥までいくと、記念館があるという構図になっています。(地図→http://www.sakaiminato.net/main/map/mizuki.html
記念館に向かうまでは、途中スタンプ台を見つけたので、ちびっこたちに混じってスタンプラリーもやりました。これがけっこう大変なんだけど、全部あつめると何かもらえるらしく、夕刻にはスタンプを求めて走り回るちびっこがたくさんいました。土産もの屋にいたら、「すみません!いったんもめんどこですか!」て次から次へとやってきて、店員のおばちゃんたちも慣れっこって感じで、面白かったな。わたしはもちろん途中であきらめてましたけど…。


記念館は、単行本や原画の展示のほかに、水木先生の人生絵巻が展示してあったり、世界各国で先生が集めてきたというお面が飾られていたり、もちろん様々な妖怪たちの解説など、なかなか充実した内容でした。特に、先生の人生絵巻き物はよかった。「いつのまにか幸せになってた」てのが、こう、グッときました。それから、この水木しげるロードは、何から何まで妖怪関連なのも面白かったな。
 パン屋さん
 タクシー
 床屋さん(上の一反もめんが不気味すぎる)
 べとべとさんランプ
 公園の街灯
小学生の頃、私はほんとうに鬼太郎が大好きで、枕の下に鬼太郎の塗り絵をいれ、妖怪の夢が見れるように願ったりだとか、ビデオをコマおくりで見たりとか、妖怪図鑑をぼろぼろになるまで読み込んだりだとか、とにかくものすごい情熱をささげていたもんです。
だから、今回境港にいき、妖怪大好きな子どもたちがやまほどいるのをみて、どこか嬉しい気持ちにもなったりしました。妖怪って、いいもんだなー。
 目玉と見つめあう少年
 鬼太郎の下駄をはくおねえさん
 この日もすごく暑かった!
港で晩ご飯食べたあと、すっかり暗くなった妖怪の国を後にしました。とても楽しかった!
 
 電車内

町でみかけた鬼太郎イラストいろいろ

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