朝霧JAMふつかめ。朝、５時頃にいったん起きて、富士を確認するも朝日は見れなそうだな…って二度寝してしまった。でも後から聞いた話ではばっちり見れたみたい。もうちょっと起きてればよかった。太陽なめてた。
起きだしてくる人々
その後、6時頃起きだして、草地を走り、顔洗ったり富士に乾杯（飲むヨーグルト）したり友達がギター触ってるのぼんやり聞いたりしてたらいつの間にか9時近くなる。朝ご飯はたまごかけご飯。昨日のおんじるとおんなじお店です。
恒例のラジオ体操は、今回ステージ前でやってたんだけど、振り返ったら遠くに並んだテント前の人、人、人がみんな体操してて、思わず「おおー」と声がもれた。壮観。その後、牛乳争奪戦に参加し、芝生に寝転んで飲みました。うまー。
キセル
今回の朝霧で一番思い入れのある人たちなので楽しみにしてた。withエマーソン北村さん。エマーソンさんの笑顔は相変わらずまぶしすぎる。
途中、細野さんの「四面道歌」のカバーをやって、これすごくいい曲だなーとか思ってあとで調べたら、「はらいそ」に入ってる曲なのね…（自分の記憶が信じられません）。それから、来年には新しいアルバムが発売されるということで、新曲も披露されました。
「朝から暗くてすみません、次は新しいアルバムで一番暗い曲…」といってはじまったのが「君の犬」という曲。「君の犬が死んだ」*1という歌詞ではじまった瞬間、ちょっと笑いがおきて（暗い、という前フリがあったので）友晴くんまで笑ってて、私も口もとまで笑いが浮かんだのだけど、すぐに、あ、て引き込まれるいい曲、だった。
「掘っても掘っても 指先に触れるのは やわらかい 思いで」
という歌詞に、うう、って少し泣きそうになる。
途中、誰かのふいたシャボン玉が、お兄ちゃんの襟足にくっついたまま、ずっときらきらしてた。そんなゆっくりした時間でした。キセルは野外似合うな。やっぱり大好きです。
乾杯！
念願のBBQ
キセルの後は、現地で合流した方と、そのお友達のキセルファンの方と乾杯。初対面なのにキセルで一番好きな曲なんですか！とか食い付きまくって申し訳なかった…。
その後、BBQを開催してくれるという話につられて、ムーンの奥にあるキャンプサイトへ向かいました。こっちは初めてきたんだけど、Aサイトとはまた違う雰囲気で、キャンプ！って感じが楽しそう。
そしてたどり着いたBBQ。朝霧でBBQはずっとあこがれだったので、うれしかった…！
遠くにPARAを聞きながらの肉もワインも、たいへんおいしかった。この辺もうだいぶ酔っぱらってたので、写真もないし記憶も曖昧なのですが、初めてお会いする方もいたのに、わたしちゃんと挨拶できたでしょうか。失礼してないか心配だ。それから、準備してくれた方は、二人でここまでこのBBQセットを運んだってことで、ほんと大変だったと思います。おかげでとても楽しませてもらいました。大感謝！！！ BBQは朝霧の定番にしたいくらい楽しかったので、来年はいろいろ計画して行きたいです。
KODAMA KAZUFUMI with1945 a.k.a. KURANAKA
その後も飲みつつ踊ったり、テントもどって上着きたりなんだりで、OZOMATLIとかすっとばして気付いたらこだまさんだった。こだまさんのライブは、なんがこう、じわっとしみる。ダブに引きずり込まれて、終盤、「洗濯をしよう」という言葉にはっとする。それから、エンドオブザワールド「What a Wonderful World」*2にのせて、メンバー紹介。トロンボーン、リコ・ロドリゲス、それからfishmansの面々。あれはトラックの演奏者のことだったのかな。急に、ぐぐっと日が落ちる。朝霧、ワンツー、VERY BE CAREFUL、ワンツー、すごくいいバンドなんで、最後まで楽しんでってくださいね、とMCがあって、終わった。すげーよかった。そこで偶然ばったりあった大学のときの友達と、挨拶もなしに「よかったねー」と、わーわーいって、別れる。あ、しまった久しぶりとかいわなきゃと思ったら、また後で会えたので、あんしんした。
VERY BE CAREFUL
夜のムーンではホットミルクのお酒をリピートし続けていた。んではじまったVERY BE CAREFUL。すごく楽しかったー！ めちゃくちゃ好みの音でした。コロンビアの伝統音楽「クンビア」を代表するバンド、らしい。初めて見たんですけどこれ大好きだなー。ぱっと思いだしたのがアイリッシュ系の、たとえばポーグスとか聞いてるときの気分だったのだけど、何が似てるってたぶん、ルーツミュージック独特の哀愁のようなものなのかも。それからアコーディオン。って、ごめんなさいバカみたいな感想だ。でもいいんだよ！ 哀愁だけじゃなくて、こう、軽快さとかたくましさみたいなものが、ほどよくまろやかな感じで、酔っぱらった夜によく似合う音よね、とか、きれぎれに考える。CD欲しい。楽しかった。終わった瞬間、ふらふらだった。
さよなら朝霧また来年
そして並んだバス待ちの列。くねくね長蛇の列になっていたけれど、そんな待った気がしないのは、屋台があいててくれて、並びながらゴハン食べてたからだと思う。最後の晩ご飯は富士宮焼きそば。できたてもらって、すごく、おいしかった。ステージ向かって右にあるとこね。天カスみたいなの入ってるのが嬉しかった。さくさく大好きです。んで立ったまま焼きそばすすってたら、先ほどこだまさんのときに会った同級生にまたあえて、やあやあ、また飲もうぜ。って話して、大きく手を振る。
そしてバスに乗り込んでまた、手を振る。
さよなら朝霧、また来年。今年もとても、楽しかった。
朝の富士。
おまけ
朝霧会場内にいた小鹿のような牛。ひとにさわられまくって、だいじょうぶなのかなーとか思ったけど、翌朝も元気に草食べてた。まるで鹿ような黒い瞳がかわいい。
