ムシウタ/原作:岩井恭平 漫画:水清十朗

貸していただいて読みました。ありがとうありがとう!

ムシウタ 1(夢みる蛍) (角川コミックス・エース 180-1)

ムシウタ 1(夢みる蛍) (角川コミックス・エース 180-1)

スニーカー文庫ででている原作を漫画化した作品、とのことですが、原作は未読。
予備知識がなかったため、どんな漫画なんだろーと思って読みはじめたんですが、物語の中心となる「虫憑き」の設定がなかなか面白かっただけに、漫画は2巻で終わってしまってる(小説版はまだ続いてるっぽい)のがとても残念でした。なにもかもこれからじゃんかーと思いつつ読み終えた。
あとで思い出す用に、いちおうメモしておくと、まず「虫憑き」という都市伝説のように恐れられている存在がいて、彼らは、体、もしくは心(?)に寄生した虫に夢を食われている、という設定がある。虫に夢を食い尽くされると、虫が成虫になってしまうので、そのまえに虫憑きを、虫を殺すことで廃人にしてしまう組織があって、…云々という感じだったと思います。そしてたった2巻では、その人物配置がなんとなくわかったくらいで終わってしまうのが残念すぎる。
あと、1巻末についてるおまけページ(予告編)で「かっこう」の正体がわかってしまうのもなんかなあ…。とか思ったけど、私が気づかなかっただけで、これもしかして秘密じゃなかったんだろーか。
ま、なんといっても「それは、最高で最悪のボーイ・ミーツ・ガールズ」ていうコピーがいいなと思いました。
ムシウタ 2(夢の始まり) (角川コミックス・エース 180-2)

ムシウタ 2(夢の始まり) (角川コミックス・エース 180-2)