家帰ってパソコンつけて、私は日記を書きます

先日、学生時代の友達と3人で、ご飯を食べに行った。
そういえば私は昔から、3人で集まる機会がとても多くて、考えてみれば小学校でも高校でも大学でも(中学がないのは中高一貫だったから)そうだった。
中には結婚した子もいるしお母さんになった子もいる。勉強を続けてる子もいれば忙しく仕事をしている人もいる。生活環境がまったく違ってしまえば、話があわなくなるとか思ってたけど、わりとそういうこともなく、小学校の3人も高校の3人も大学の3人も、いまだに、頻繁ではないにしろ、定期的に会っているし、話せばやっぱり楽しい。
ただ、先日ご飯を食べていたときにたまたまネットの話になって、2人ともほんとに、全然、ネット見ないってことを知って、すごくびっくりした。
たしか家に帰ってまずすることといえば、みたいな話になって、私が「パソコンつけてネットみることが多いかもなぁ」と言ったんだと思う。
「だってネットで何するの? 検索するの?」
いろんな人の日記読んだりするよ、っていったら、それって知ってる人の? って聞かれるし、RSSリーダーとかアンテナとかもちろん伝わらないし、パソコンといえば、検索とメールとオークションやるくらいだって。
ほんとに身近に、そういう人もたくさんいるんだよなぁってことを改めて考えて、なんか不思議な気持ちになった。
もう15年くらい前かな、ポケベルと携帯電話の移行期だった頃は、まだ携帯持ってない人ってのもわりと身近にいて、でも今は持ってない人の方が珍しくなってきて、パソコンもそういうものになってくんだろうなって印象だったけど、パソコンが普及しても使い方は全然違ってるんだなーそうだよなぁーってことを改めて考えたりしました。
そして、「知らない人の日記読んで面白いの?」って聞かれた時に、面白いよ! って即答しつつも、たとえばその人の日記を続けて読んでいることで、その相手を、例えば id とかで認識する感じ、顔を知ってる、ということとはちょっと違うし、物語を読むのとも違う感じって、説明しようとしてもできないものだなあって思った。
でも15年前の私は、自分のこんな些細な日記を誰かに読んでもらえる可能性なんて想像もしてなかっただろうし、とか考えると、やっぱりそれがなんであっても、使うのは少なからずそれを必要としてる人、なのかもしれない。
あと10年後とか、どうなってるのか全然想像できないけど、でもたぶん今読んでる日記のこととか忘れないだろうし、そういうのはどう記憶されてくのか、どうやって思い返すんだろうとか、考えるのは結構楽しいです。