やっとハッピー

はじめてピーズの『やっとハッピー』を聞いた時、「出来るだけ無理してでも同じトコにいよう」って言葉に、ちょっとびっくりした。
それは私が、同じトコにいちゃだめだ、と思ってるから、というわけではなくて、同じトコにいるのって、実は難しいことなんだよなというのを思い出したからだ。
すごく大事なものがあると、なんていうか身動きとれなくなることはあって、でも変化しないように保とうとすれば、それはいつの間にかすり減ってしまう。人が住んでいない家がだめになってくのと同じように、
それはやっぱり「休まずに手を抜かずに」続けてかなきゃ、いつかなくなる。

だから、いつも執着することはしたいけどこわい。こわいけど、
やっぱり私はそれに近くなりたい。「やっと」に近付いてほしいと思う。何もかもを使って、手当りしだいで、同じトコにいたいという気持ちだって使って、手を伸ばして、何度だって、
私の大切なひとたちが、幸せになってほしいと思う。