正月

来るお正月は父親の誕生日であり、今度の誕生日で父親は定年を迎えるので、ここはひとつ兄弟姉妹でなにかしようということになって先日、今は離れて暮らしている4人がネット上に集ってああだこうだしゃべったりしたのだけど、文字上のやりとりでもそれぞれの印象はまったく変わらなくて私と妹ばかりがあれこれ言っている中、下の弟は寡黙ながら的確なことを書き込み、上の弟はそもそも話を聞いていない(というか妹の横でゲームをしていた)というのがなんだかすごく楽しかった。とか、思っているのは私だけなのかもしれませんが、それにしても父さんに対して私はこれまでまったく素直ではなかったと思うけれど、私たち4人がこうして社会人になるまで面倒をみてくれたということのすごさを、自分で自分の生活を面倒みるようになって改めて思いしったりもしていて、そこまで苦労をかけておきながら、反発ばかりしていた私はたぶんかわいい娘ではない/なかっただろうな、なんて思うと少し悲しくなる。
それでも顔をあわせればやっぱりムカっとしてしまったりもするのだけど、それが私の甘えなのだ、ということを肝に銘じて今度の正月は張り切りたいと思っています。なんて言いつつ、たぶんきっといつもどおりなんだけど、正月の朝の家族写真くらい、にこやかに写りたいものだと思う。やっぱり甘い。