大晦日

町の飾り付けの影響もあるのか、「年末」はクリスマスを境目にあらわれるような気がしていて、だからほんの一週間たらずを駆け足で過ごし、大晦日を迎えるのはいつもいつの間にかだ。
もちろん大晦日だっていつもの一日の続きではあるのだけれど、日付こえておめでとうございますと言い交わしたりすることで、明日からまたがんばろーとか、気持の切り替えもつけやすいから、やっぱり特別だ。

今年を振り返るには、まだまだ助走が足りなくて、メモ帳開いてみてもうまく書けないまま大晦日になってしまった。
ただ、それは最近ちょっと考えることが苦手になってたからかなという気もしていて、
でもわたしはやっぱり、ひたすらわたしだし、それでいいか、とか思うところまでめぐりめぐって今年はもうおしまい。

日差しは柔らかいし、窓の外には椿が咲いていて、窓際の陽だまりには相変わらず愛想のわるい元野良猫たちが寝ころんでいる。おせち準備で八つ頭むいてから両手がかゆくてしかたないのだけど、まだまだお昼だし、夜は桃鉄するし、あしたはお正月なので、今日はとてもいい日だと思います。
ありがとう今年。また来年。