不自由な計算

自分が数字を見るときのイメージというか癖については、前にも書いたことがあるのだけど*1、せっかくお絵かきツールができたことだし(いまさらだけど)もう一度書いてみたいと思います。

癖、といっても単純なもので、ひとけたの数字を見る時には、5以下の数字が基本単位のように見えるってだけです。これはどちらかというと不便な癖で、私がずっと数学も計算も苦手に感じてきたのはこの癖のせいでもあると思う。
5(以下)が基本単位に見えるってのはこんな感じ。

これで足し算をするとこうなる。10はなんとなく5がふたつ入った袋にラベル貼ってあるようなイメージです。

引き算をするときはこう。

なんか図解してて心配になってきたけど、要するに計算を複数回してやっとたどり着く感じになる。
計算するということを覚えたときからずーっとこうやってきたんだけど、あるとき7は7に、8は8として捉える人もいるんだろうなぁってことに気づいたとき、自分がすごくめんどくさいことをしているような気分になった。
もちろん小学校でこうやるように教わったわけではないはずだ。それなのに、なぜか私の頭は5より大きな数字を頭に思い浮かべられないというか、私の頭の中のお皿は5サイズしかないというか、だから5でまとめられる数字のときはいいんだけど、桁数が大きくなったり、掛け算割り算となると頭にお皿が溢れて「たくさん」になってしまう。
できればこの癖から抜け出して、1986とかいう数字も1000と500と400と50と30と5と1とかじゃなくて、1986として捉えられるようになりたいんだけど、もう無理のような気もする。