- 作者: 小玉ユキ
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2009/03/10
- メディア: コミック
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都会からの転校生、薫と、その親友になる千太郎はジャズを通して仲良くなっていく。しかし前巻から、千太郎の幼馴染、律子との間に三角関係(千太郎はなにも気づいてないけど)があったりして、どうなっちゃうんだろうと思ってたのですが、この巻では、気づいてないまんまの千太郎がこじれた糸をほぐしていく様子が描かれていてほっとします。
そして、11話、12話で語られる千太郎の過去を読んで、なぜ2人が仲良くなったのかが少し分かるような気がしました。
千太郎はほんと、今となってはめずらしい「バンカラ」なキャラクターなんですが、ほんとーに魅力的に描かれてるなあと思う。この巻の終わり、酔っ払った薫の嬉しそうな感じが、なんかすごい切なかった。
この漫画には、設定だけじゃなく、どこかなつかしい雰囲気があって、それはキャラクターの素直さによるものなのかなと思ったりもした。
今回はすごく続きが気になるところで終わってるので4巻が待ち遠しいです!