「DOLL」1巻/岡戸達也

いくつか感想を読んできっと好きだろうなーと思って買ってきました。おもしろかったー。岡戸達也さんの名前はこれではじめて知ったのですが、帯にある「3本同時新連載デビュー」って文字を見て、以前アフタヌーン読んでる友達におすすめされたのを思い出した。この「Doll」が単行本第1作とのことですが、ほかの2本も近々単行本になったりするのかな?

DoLL(1) (アフタヌーンKC)

DoLL(1) (アフタヌーンKC)

物語は、独身の中年男性のところへかつての教え子がやってきて「しばらくおいてください」と言うところからはじまります。そこに3人(体)の人形が現れて、というか見つかって、というお話なんですけど、1巻終わるまで説明らしい説明もなく、二人の関係もあいまいなまま。ただ、二人の間に流れる、なんか微妙な空気だけがぽかんとあって、面白い。
いいなー。特に主人公の正子の流されたがりっぷりとかいいなー。
最後の方で先生が「こないだ知り合いが風俗いったんだって」って話し始めるくだりとかすごく好きです。
雰囲気的にはちょっとエロい何かみたいなんだけど、その何かが思いつかない。なんかアフタヌーン(の中の好きな部分)の雰囲気だと思う。続きも楽しみです。