ビールと枝豆

夏が近づくと生野菜が食べたくなるし、ビアガーデンに行きたくなる。できるだけ適当な、ビールと枝豆くらいで事足りるようなとこがいい。そう思うようになったのはいつか行ったデパート屋上のビアガーデンが楽しかったからなのだけど、考えてみたらその日のことも、この日記のいつかにちゃんと書いてあるんだって気づいて少しぐらぐらした。
もうずっと昔のことなのに、日記ではひと続きにつながってしまうなんて、なんだか変な気分だ。味気ないようでもあるし、情けないような気持ちにもなる。
ただ、こうやって度々、あのぺらぺらのアルミのテーブルが並んだビアガーデンのことを思い出せるのは、ここに日記を書いたからなのかもしれなくて、
わざわざ書きとめてはいない、そこで聞いた話も、照れくさそうな顔も、ちゃんとあのビールと枝豆から思い出せる。
久しぶりに話したいなーと思ったけど、ビアガーデンにはまだちょっと早い。