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 「けいおん!」12話にぐっときた話

いい加減しつこいような気がするんですけど「けいおん!」の話です。最終話*1よかった。放送時間が遅いので、これまではけいおん前にいろいろすませて布団の中でうとうとしつつ見てたのに、今度ばっかりはすっかり目が冴えてしまった。
正直なところ、細かい関係性とか、そういうのはわりとあざといなーと思ったりもするのですけど(そこがいいという人もいて人気でてると思うのでいいんだけど)、最後のライブに向けての盛り上げ方にはほんとぐっときてしまいました。
【以下一応ネタバレ畳みます】
最終話は、最後の文化祭ライブを前にして唯が風邪をひいてしまったところからはじまる。本番前のハプニングは大事だけど、心配した妹が唯に変装して練習し、音がばっちりあってしまうとことかは、それって唯は嬉しいのかなー? と思いながら見てた。
でも、今はとにかく風邪を治せ、と言われて「いっぱい寝て、ぜったい、まにあわせる」という、いつになく真面目な唯のモノローグから続く後半は、ちょっと雰囲気がかわる。
唯を待つ部室内の雰囲気はBGMがないせいか重苦しい(ここでの鞄を叩く律とか、さりげない演出もいい)。そしてやっと唯が登場したと思ったら、ギターを忘れるという追加ハプニングがあって、唯を待つステージ上のメンバーと、ギターを取りに戻る唯が交互に描かれるわけです。
無音の後の音楽と、ボーカルやりたくないといってた澪が歌ってること。走ってる唯の真剣さと、そこにかぶるモノローグで、この駆け足の12話が一気に「これまでの学生生活ぜんぶ」になる。やっぱりラストの盛り上がりに主人公が走るシーンは重要だよねーと思う。
そんで、前の文化祭では声がかれてて歌えなかった唯がリードボーカルをとる「ふわふわタイム」ですよ…! なんかはじめての伏線らしい伏線のような気がする。
さらに演奏がおわって、あー名残惜しいな、と思ったところでムギからはじまるリプライズにはまんまとぐっときた。「もいっかーい!」後の、部室に並んでる鞄、何度もお茶した机。私はこういう風景描写に弱いです。そしてステージ上で顔見合わせるメンバー。
前に「このメンバーだからやりたい」という台詞がでてきたとこでは、いまいち感情移入できなかったんだけど、最終話はほんと力技で楽しかったね、という空気を作り上げてた気がするし、素直に楽しかったなと思った。
そういう意味では、バンドもの、というよりは部活もの、だったのかもしれないけど、このカタルシスはやっぱり音楽があるからこそのものだなあと思う。やーほんと楽しかったです。

あと余談ですが、op曲「cagayake! girls」の終盤でメンバー紹介するのに、律から唯、唯からムギ、って順番にめぐるのがすごく好きで、それを妹に力説してたら「そもそもキャラの名前も楽器も把握してないんですけど」て言われて玉砕したのでここに書いておきます。

*1:番外編あるみたいだけど