2007年と2009年

サマーウォーズ」を見てから、なんとなく2007年のCUT(月号覚えてない)に掲載されていた、「Genius Party」公開時の渡辺信一郎監督と湯浅政明監督のインタビューのことを思い出して(id:ichinics:20070718:p1)、2009年の今とはずいぶん感覚が変わったよなーと思ったりした。
例えば、そこで主題となっていた「アニメを見る人の枠が広がらない(大意)」、という感覚については、先日公開された「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」の大ヒットや、「けいおん!」のCDの売れっぷりなどを見ても、そんなことないんじゃないかなあと思える。
さらに、そこに書かれていた「いつまでも宮崎、押井ってのは不健康でしょう」という言葉については、そこに確実に場を切り開いている人として、細田監督と神山健治監督を挙げられるんじゃないかと思ったりした。もちろんガイナックス関連の人たちも。
近くだと、2006年が面白いアニメ映画がたくさん公開された年だったなと思うけど(もちろん個人的な好みにかたよった話ですが)、今年の勢いはあの年以上な気がするなー。

2006年のアニメ映画感想

http://d.hatena.ne.jp/ichinics/20061228/p2