化物語・傷物語・偽物語

化物語(上) (講談社BOX)

化物語(上) (講談社BOX)

アニメが始まる前に化を読み始め、先日偽まで読み終わったので感想を書いてみようかなと思ったのですが、まあとにかく言いたいのは読んでる間中にやにやするので、外で読むのはあぶないですということです。
お話は怪異とラブコメ…っていっていいのかな。とにかく主人公の男の子をとりまく女の子たちのキャラクターがすばらしいので、ほとんどそのキャラクターを見るために読んでいるような気分なんだけどそれが楽しい。ほんとーに楽しいんだ…。
特に、女の子たちが皆はっきりしてるとこがいいと思います。主人公の阿良々木君も主人公らしくそりゃあたまにはかっこいいのですが(モテすぎだけどそれはまあ)、女の子たちはそれに輪をかけてかっこよくてかわいくてあたまおかしいキャラクターが多い。何か「ぽい」ところは感じないのに、いちいちピンポイントな気がするのが不思議だ。
さらに随所にド直球でぐっとくる場面もちりばめられているので、うっかり何か取り返しのつかないところに足を踏み入れてしまいそうです。
化物語(下) (講談社BOX)

化物語(下) (講談社BOX)

あと、最近出たドラマCDの「佰物語」というのも貸してもらって聴いたのですが、これがまた、本の延長線上そのままで楽しかったー。アニメでも思ったけど、声のイメージぴったりだ。
なにより、100本ショートストーリー(というか会話)が入っているだけでこれだけ楽しめるってところが、そのまんまキャラクターの魅力と台詞回しの面白さにやられている証拠。で、これがまた電車内で聴いたりすると大変なことになるので、ぜひipodに入れたらいいと思います。
私はiphoneに入れて聴きながら寝たりしていますけどなにか。
オリジナルドラマCD 佰物語 (講談社BOX)

オリジナルドラマCD 佰物語 (講談社BOX)

…って全然内容の話を書いてないけど、大雑把にいうと約4ページもかけてパンチラ描写をしているようなお話です。来年出るらしい続きがとても楽しみ。