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 「精霊の守り人」を見ました

すごく評判もよかったし、監督は神山さんだし、面白くないわけはないだろうーと思いつつ、腰が重くて手を出さずにいた「精霊の守り人」をやっと見ました。
これがほんとーーにすばらしかった。いや、もう見た人には何をいまさらと思われるかもしれませんが、てかほんといまさらなんですけど、すばらしく面白かった…。
なんで今まで見なかったのかなあってくやしくなると同時に、こんな風に一気に見ちゃうのもったいないなって思いながら、1日に4、5話づつくらいのペースで見てしまって、昨晩とうとう最終回まで見終わってしまいました。

物語は、女用心棒、バルサが、ある縁から新ヨゴ皇国の第二皇子、チャグムを連れて逃げることになるというところからはじまります。
最初は時代ものなのかなと思って見ていたのですが、このチャグムがなぜ国を追われることになったのか、という話が明らかになるにつれ、物語の舞台が、人の世界(サグ)と精霊の世界(ナユグ)二つの世界であるとわかりました。(まあ、架空の世界の物語であることは、国の名前から気づいてもよかったんだけど…)。
ただ、ファンタジーでもヒトにできることの部分はわりと現実とかわらないように描かれているのも、物語としっかり結びついた設定で良いなと思う。
また、26話ひとつも不足がないくらいに丁寧にお話が進むので、登場人物それぞれの立場や思いに、見ているこちらも思い入れることができた気がします。最初は相対していた人たちと協力するようになる過程とか、自信喪失してたガカイ様の活躍とか、タンダが隊列の前でバルサと再会するところの台詞とかほんとぐっときたなあ…。
何より、バルサとチャグムの関係が、最終回の会話に至るまでにこんな風に近づいていったんだなーって思って、見終わった時にはもう…て感じでした。目が腫れた。
それから短槍使いであるバルサのアクションシーンや、新ヨゴ皇国の兵士の隊列の描き方、風景の質感など、見ていてぞくぞくする場面もたくさんある。
ほんとうに楽しかったので、見終わってしまって正直さびしい気持ちもあるのですが、小説版で続きが読めるそうなので、それを楽しみに生きていこうと思います。やーほんと見て良かった!