- 作者: 西炯子
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2009/10/09
- メディア: コミック
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で、2巻になったら、1巻で苦手に思えた海江田さんがまんまとかっこよく見えました。たぶん、この巻にでてくる、家に迷い込んでいた男の子とのやりとりがよかったからかなーと思います。
主人公と海江田さんは人との距離のとり方がぜんぜん違うのだけど、この少年とのやりとりに関しては、お互いが同じ方向を見ていた。それをきっかけに、二人の関係が少し変わっていく、っていう展開がとても自然で、時間の流れ方とかも読んでいて気持ちがいいです。
海江田さんも、なんか追い詰めるようなこと言うなーって印象だったのが、だんだん、ただ「嘘をつかない人」に見えてくる。ここらへんは、たぶん作者の得意なキャラクターなんじゃないかな、と思いました。
たぶんこの2巻で完結だと思うんだけど、2巻おわりとしか書いてないのでちょっと自信ない。ただ、ここで終わっても不自然じゃないいい終わり方でした。面白かった。
追記
コメントにて連載が続いていることを教えていただきました。ありがとうございます!